元素記号をもとに化学式の覚え方をマスターしよう|高校生/理科

勉強方法

学校の理科の授業では覚えないといけないことがたくさんあります。その全てを覚えきることは大変なことです。

世の中には数えきれない程に様々な物質があります。それらの元となる元素は周期表にあるだけでも100個以上あり、特に(元素の組み合わせから成る)物質の化学式はどう覚えたら良いのか掴めなければ途方に暮れるのです。
そうとは言っても、(元素記号と)化学式は中学生および高校生の皆さんにとっては、理科(化学)を勉強する上では、避けては通れないものなのです。化学式は化合する元素の組合せを知り、元素どうしをどう並べて表記するのかを掴めれば、そう怖くないのです。
化学式は正しく表せる様になれば、解答するのが楽しくなり、目の前のテストや模試で自信をもって正解が出来ます。
そこで、この記事では化学式の覚え方に触れた上で、元素記号の覚え方をマスター出来る方法を紹介していきます。
元素記号の覚え方は、"できたを増やす"家庭教師のアルファにお任せください。

目次

化学式とは何か?

化学式とは、「物質を、元素記号※1 (原子の記号) と数字 (原子の個数※2) を用いて表した式」のことです。
※1 元素記号は元素の名前を簡単に表すために使われる記号で、1つまたは2つのアルファベットで表されます。頭文字(1文字目)は大文字で、以降は小文字で表記します(例:水素:H₂, マグネシウム:Mg, 水:H₂O, 塩化ナトリウム:NaCl )。
元素記号は元素の英語名やラテン名が由来となっています。例えば、水素の元素記号「H」はラテン語の「hydrogenium」から、酸素の元素記号「O」は英語の「oxygen」からきています。
※2 原子とは物質を構成する最小単位で、原子の個数や組み合わせによって物質の性質や特徴が決まります。例えば、水(H₂O)は2つの水素原子(H)と1つの酸素原子(O)が結合してできていることを意味しています。

物質のグループ分け

物質は1種類の物質で出来る純物質もしくは2種類以上の物質が混ざって出来る混合物に分けられます。
純物質としては、1種類の元素(原子)で作られる単体と2種類以上の原子が組み合わさって作られる化合物があります。

(化学式の組成に必要とされる)元素記号はどれくらい覚えれば良いでしょう?

元素は周期表に載っているもの全てを覚えてなんかいられない…という人がほとんどでしょう。 
もちろん、中学生の皆さんは元素記号をすべて覚える必要はありません。
中学の理科で覚える必要のある元素は最低で15個、多くて24個があります。
15個の内訳としては、金属の元素が9種類と、金属でない元素が6種類となります。
・金属でない元素は硫黄と名称が「〇素」(最後の文字が 素 )である計6種類です。
・金属の元素には、カナ表記の5種類ならびに漢字表記の4種類があります。



24個の内訳は、周期表(原子番号1∼20)の20個と金属(漢字表記)の4個となります。

元素記号の覚え方(原子番号1~20の20個)

元素記号は覚えれば良い数が多くはないとはいえ、ただ単に詰め込みで覚えるのは大変なことと思います。以下ゴロ合わせで覚えると簡単に身に付くのでお勧めします。
「水兵 リーベ 僕の船 なー、間が ある シップス クラー かかぁ」です。その覚え方は、それぞれ以下の元素記号を意味しています。
「水(H)兵(He)リー(Li)ベ(Be)僕(B、C)の(N、O)船(F、Ne)なー(Na)間が(Mg)ある(Al)シッ(Si)プ(P)ス(S)クラー(Cl、Ar)かかぁ(K、Ca)」です。

化学式の作り方と覚え方


化学式は覚えなければいけない数が多く、ただ単に詰め込みで暗記するのは大変なことと思います。特に、異なる原子(元素記号)どうしが組み合わさって出来る化合物は多く存在します。
元素(原子)の記号と名称が覚えられたら、そう難しくない事なのです。
(物質の例)CuO:酸化銅、NaOH:水酸化ナトリウム、MgCl₂:塩化マグネシウム

化学式の表す物質(化合物の名称)

化合物の化学式を見て物質名を答える問題は、「右から読む(後ろを先に読む)」のが基本になっています。
・式の組成が「金属(固体)+気体」の化合物は、間に「化」をつけて読みます。
異なる物質が化合していることを示しています。
※化合物はそれぞれの元素がどの比率で化合しているのか、触れないこととします。

化学式の作り方(化合物で、その名称に「化」を含むもの)

化合物の物質名を見て化学式を答える問題は、「右から記す(後ろを先に記す)」のが基本になっています。
・物質名に「化」を含む化合物は、「化」の前後の元素記号を 後→前 の順で記せば良いのです。

おわりに

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