家庭教師とは?特徴や料金について、塾との違いを解説!|全学年

家庭教師について

子どもに勉強させる一環で、家庭教師を検討されている方もいるのではないでしょうか。家庭教師は、塾などと並んで世の中に広く知られる教育サービスですが、その料金相場や塾との違いなどは意外と知られていません。そこでこの記事では、「家庭教師がどのようなものなのか」について、詳しくご説明していきます!

目次

家庭教師とは


家庭教師は、ご自宅で勉強を教える教育サービスです。
ご家庭の希望によってはご親類のお宅や、カフェ・ファミレスなどで教えることもあります。
主な利用者は、小学生~高校生のお子さまです。また、「家で勉強する」という安全性の高さから、幼児教育にも適しています。さらには、社会人が「学びなおし」として利用することもあります。

家庭教師の種類

家庭教師は「学生家庭教師」「プロ家庭教師」の2種類に分けられます。
学生家庭教師は、主に大学生や専門学生がアルバイトで行っています。
一方、社会人が職業として行っているのがプロ家庭教師です。ここからは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

■学生家庭教師

学生家庭教師の良い点は、お子さまと年齢が近いため親しみやすいことです。
また、「今の学生のリアル」を伝えられることもメリットでしょう。特にお子さまの志望校に通っている学生であれば、その学校の様々な情報を教えてくれます。
一方、プロ教師と比較すると経験が浅いため、指導力は劣ります。また、受験情報などについてはあまり詳しくない教師も多いです。

■プロ家庭教師

プロ家庭教師は長年教育に携わっている人が多く、学生講師と比べ高い指導力を持っています。
また、受験情報にも精通しているため、進路に関して適格なアドバイスを貰えます。
さらにプロ家庭教師は、保護者さまにとっても頼れる存在です。豊富な指導実績をもとに、勉強以外にも様々な相談にのってくれるでしょう。
「勉強が大っ嫌いで、机に向かうのもイヤ」「塾や他の家庭教師で効果がなかった」「より確実な成績アップ・志望校合格を狙いたい」
という方は、プロ家庭教師を強くオススメします。
一方、学生教師と比べると、どうしても料金が高くなる傾向があります。

でも、家庭教師のアルファなら、プロ家庭教師の指導をあんしん価格で受けられます!

家庭教師のメリットとデメリット


この記事をお読み頂いている方の中には「塾と家庭教師のどちらにするか迷っている」という方もいらっしゃるかと思います。
そこではここからは、塾と家庭教師を比較し、それぞれのメリット・デメリットについてご説明いたします。最初に、家庭教師の特徴について見ていきましょう。

家庭教師のメリットとは

①:マンツーマンで教えてもらえる
家庭教師の最大のメリットは、やはりマンツーマン授業であることです。
学校や塾のような集団授業とは違い、先生に質問しやすく、わからないところを丁寧に教えてもらうことができます。
特にプロ家庭教師であれば、学年をまたいだ戻り学習なども可能なため、勉強がキライなお子さまでも、着実に成績が上がります。

②:余計なプレッシャーがかからない
家庭教師は主にご自宅で勉強するため、塾と違って他の生徒がいません。つまり、余計なプレッシャーがかからない環境であると言えます。
周りに人がいると集中できないお子さまは、学年を問わず多くいらっしゃいます。そのようなお子さまにとって、家庭教師の指導スタイルは非常に適しています。

③:様々な融通が利く
塾と比べ様々な融通が利く点も、家庭教師の大きなメリットです。
例えば、都合の悪い日の指導を振替にできたり、テスト前に指導内容を苦手科目中心に変更することなどが可能です。
さらに、家庭教師には「塾サポート」という使い方もあり、塾でわからなかったところを家庭教師で補強することもできます。

④:保護者さまと教師が定期的にコミュニケーションをとれる
保護者さまと家庭教師が定期的にコミュニケーションをとれるのも、塾には無い良い点といえます。
特にプロ家庭教師の場合、保護者さまと年齢が近いことも多く、普段の教育のお悩みなども気軽に相談できます。

家庭教師のデメリット

①:指導力の均一化が難しい
家庭教師のデメリットとして、指導力の均一化が難しい点が挙げられます。
経験豊富なプロ家庭教師であれば指導の質はある程度保証されますが、学生家庭教師の場合、指導力は人によって大きく異なるため注意が必要です。

②:受験情報の提供が少ない
家庭教師は、塾と比べると受験情報などの提供が少ないと言えます。
特に学生教師の場合はその傾向が顕著に表れ、インターネットに載っている程度の情報しか持ち合わせていない場合もあります。

③:自身の学力を相対的に計る機会が少ない
周囲に他の生徒がいない環境は、デメリットにもなり得ます。
自身の学力を相対的に計る機会も少ないため、定期的に模試などを受ける必要があります。
また、競争心が強いお子さまの場合、競い合う友人がいないため、モチベーションを維持するのが難しくなります。

しかし!家庭教師のアルファなら、指導力や受験情報不足の心配はいりません。
アルファは全員がプロ家庭教師なので、バツグンの指導力と、豊富な受験情報を持っています。

塾のメリットとデメリット


続いて、塾の特徴について触れていきます。
塾では「他の生徒と一緒に勉強する」というスタイルが、お子さまに様々な影響を与えます。早速見ていきましょう。

塾のメリット

①:金額の安さ
まず塾のメリットとして挙げられるのが、金額の安さです。
詳しくは後述しますが、特に集団塾などの場合は家庭教師と比べ安くなる傾向があります。

②:競争心が強いお子さまには良い環境
お子さまによっては、他の生徒がいることが良い刺激となることもあります。
競争心が強いお子さまであるほど、「あの子に負けたくない」という気持ちが強いやる気へと繋がります。

塾のデメリット

①:教師の交代ができない
集団塾では教師を選択することが難しく、「先生が合わない」と感じてもすぐに教師交代を行うことは出来ないことが多いです。

②:なかなか質問できない
集団塾は学校と同じように1対多数で授業を進めていきますので、不明点があっても他の生徒に遠慮してしまうことがよくあります。
しかし授業はどんどん進むので、その単元が分からないままとなってしまい、苦手意識が定着してしまいます。

③:自分のレベルに合わないことがある
塾では、必ずしもお子さまのレベルに合った授業をしてくれるわけではありません。
入った塾がお子さまの実力よりハイレベルであった場合、授業についていけなくなり、勉強そのものが嫌になってしまう可能性もあります。
逆に自身の実力よりも低い塾であった場合、そもそも通わせる意味が薄れてしまいます。

家庭教師と塾の違いは?


さて、ここまで家庭教師と塾のメリット・デメリットについて個別に触れてきました。
ここからは、それぞれの違いをより細かく理解するため、双方の比較を行う形で見ていきましょう。

家庭教師
授業形態 マンツーマン 集団
授業の進め方 生徒のペースに合わせてくれる 全員が画一的な授業を受ける
質問 しやすい しにくい
宿題 学習の進捗に合わせ、個別に出される 全員に画一的に出される
先生 選べる(交代可能) 選べない(交代は難しい)
場所 自由(自宅が多い) 決められた教室
料金 比較的高い 比較的安い

授業形態

家庭教師は先生1人に対し、生徒1人の完全マンツーマンで指導を行います。
先生とコミュニケーションがとりやすいことが、家庭教師の最大のメリットと言えます。
一方、塾は先生1人に対し、複数の生徒が授業を受けます。

授業の進め方

家庭教師は、一人ひとりのお子さまに合ったペースで指導が進みます。
周囲のペースに焦らされることもなく、じっくりと単元への理解を深めていくことができます。
一方、塾(特に進学塾など)の場合、学校よりも早いペースで授業が進むため、自分のペースで勉強するのは容易ではありません。
「周りについていくのに必死」という状態は、お子さまに余計なプレッシャーを与え、学習の理解が浅くなる原因にもなります。

質問のしやすさ

家庭教師は1対1の指導スタイルなので、分からないところがあってもすぐに質問することができます。
たとえ質問がなくても、教師が隣で学習をチェックしているため、苦手箇所を見逃しません。
一方、塾では他の生徒がいることもあり、分からないところがあってもなかなか質問できない生徒が大半です。

宿題

家庭教師は、一人ひとりの学習進捗状況に合わせて宿題を作ってくれるため、効果的な復習ができます。
一方、塾では全員に同じ宿題が出されます。授業についていけている生徒であれば問題はありません。しかしそうでない生徒の場合、宿題がイヤになり、勉強そのものを嫌いになってしまうこともあります。

先生

家庭教師の場合、先生との相性が悪ければ交代が可能です。
しかし塾では、既にその授業を担当する先生は決まっているため、生徒側の都合ですぐに交代することは難しいでしょう。

場所

家庭教師は、自宅、もしくは指定の場所で指導を受けられることが多いです。
「自宅に人をあげるのはちょっと…」という方でも、ファミレスや喫茶店で指導を受けることもできます。
一方、当然ながら塾は指定の教室で授業を受けるため、学習場所を選ぶことはできません。

料金

詳しくは後述しますが、家庭教師は塾と比べると比較的高額になります。

家庭教師と塾はどんな生徒にオススメ?


それでは、家庭教師と塾はそれぞれどのような生徒に向いているのでしょうか。
ここからは、これまで述べてきた双方の特徴を含め、「家庭教師に向いているお子さま」「塾に向いているお子さま」についてご説明します。

家庭教師がオススメのお子さま

家庭教師をオススメするのは、基礎から丁寧に勉強したいお子さまです。
家庭教師はお子さまのレベルに合わせた指導を行えることが大きなメリットですので、たとえ周囲の生徒と比べ学力が低くても、問題なく指導に入っていけます。
また、積極的に質問することが苦手なお子さまも家庭教師に向いています。ある程度の学力を有していても、大勢の中で勉強することが苦手な生徒は多くいます。
そのような生徒を無理やり集団塾に行かせてしまうと、勉強以外の余計なストレスを与えてしまいます。
お子さまのポテンシャルを最大限引き出すためには、家庭教師がオススメです。

塾がオススメのお子さま

塾に通うことがオススメな生徒としてまず挙げられるのは、ある程度自習の習慣がついているお子さまです。
塾で出された宿題をしっかりとこなし、自身の弱点を正確に判断できる生徒は、塾の授業についていくことができるでしょう。
また、基礎学力がついている生徒も塾向きと言えます。特に進学塾などでは、受験に向けてどんどん先の単元に進んでいくため、基礎学力があることが前提になります。
逆に基礎学力がついていない状態で集団塾に行ってしまうと、ペースについていけないことで勉強を放置してしまい、学力が落ちてしまうことも珍しくありません。

家庭教師と塾の【費用の違い】は?


家庭教師と塾のどちらかを選ぶ際、判断材料の一つになるのは費用ですよね。そこでここからは、双方の費用を比較してみていきたいと思います。

家庭教師の費用

家庭教師の料金は、大手家庭教師派遣センターを利用する場合と、個人契約の場合で料金が異なります。家庭教師派遣センターの場合、週1回1教科指導の料金として、月額30.000~50,000円程度が相場です。一方、同じ条件で個人契約の家庭教師を雇う場合、相場は月額 15,000~40,000円程となります。

塾の費用

続いて、塾にかかる費用を見ていきましょう。大手進学塾の場合、相場は週3回3教科の指導で月額 30,000~40,000円程です。また、個人塾の場合は週2回2教科の指導で月額15,000円前後となることが多いようです。
まとめると、家庭教師と塾の相場は以下のようになります。

指導回数・教科 月謝
家庭教師センター 週1回1教科 30,000円~50,000円
個人契約の家庭教師 週1回1教科 15,000円~40,000円
大手進学塾 週3回3教科 30,000円~40,000円
個人塾 週2回2教科 15,000円前後

家庭教師のアルファは5教科指導

上記の表だけ見ると、費用は塾の方がお得に感じるかもしれません。
しかし、家庭教師のアルファは5教科指導が可能*なため、一般的な家庭教師はもちろん、塾と比べても1教科あたりの指導料はお得です。
これは、プロ家庭教師だからこそできること。ぜひ一度、アルファの指導を体験してみてください。
※高校生および中高一貫3年生以上は1教科対応です

まとめ

この記事で触れてきたように「家庭教師と塾、どちらにするか」は、費用だけで判断せず、お子さまの性格や学習状況をよく見極めたうえで判断することが大切です。
適切な学習環境を提供してあげることは、成績アップへの近道です。
それを判断するにあたり、この記事が少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

家庭教師のアルファは、全国のご家庭に向け家庭教師を派遣しています。
在籍しているのは、指導経験豊富な社会人のプロ家庭教師のみ。卓越した指導能力で、お子さまと一緒に成績アップを目指します。
発達障害を持つお子さまや、不登校による勉強の遅れを取り戻すための指導も得意としています。
優しく丁寧な指導を通じ、1つずつお子さまのできたを増やす。それが家庭教師のアルファです。
また、サポートの教務スタッフが保護者様のお悩みを全面的にフォローする体制も整っています。
教育に関する困りごとは、ぜひ一度、アルファにご相談ください。

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こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。