目次
化学式とは何か?
化学式とは、「物質を、元素記号※1 (原子の記号) と数字 (原子の個数※2) を用いて表した式」のことです。
※1 元素記号は元素の名前を簡単に表すために使われる記号で、1つまたは2つのアルファベットで表されます。頭文字(1文字目)は大文字で、以降は小文字で表記します(例:水素:H₂, マグネシウム:Mg, 水:H₂O, 塩化ナトリウム:NaCl )。
元素記号は元素の英語名やラテン名が由来となっています。例えば、水素の元素記号「H」はラテン語の「hydrogenium」から、酸素の元素記号「O」は英語の「oxygen」からきています。
※2 原子とは物質を構成する最小単位で、原子の個数や組み合わせによって物質の性質や特徴が決まります。例えば、水(H₂O)は2つの水素原子(H)と1つの酸素原子(O)が結合してできていることを意味しています。
物質のグループ分け
物質は1種類の物質で出来る純物質もしくは2種類以上の物質が混ざって出来る混合物に分けられます。
純物質としては、1種類の元素(原子)で作られる単体と2種類以上の原子が組み合わさって作られる化合物があります。
(化学式の組成に必要とされる)元素記号はどれくらい覚えれば良いでしょう?
元素は周期表に載っているもの全てを覚えてなんかいられない…という人がほとんどでしょう。
もちろん、中学生の皆さんは元素記号をすべて覚える必要はありません。
中学の理科で覚える必要のある元素は最低で15個、多くて24個があります。
15個の内訳としては、金属の元素が9種類と、金属でない元素が6種類となります。
・金属でない元素は硫黄と名称が「〇素」(最後の文字が 素 )である計6種類です。
・金属の元素には、カナ表記の5種類ならびに漢字表記の4種類があります。
24個の内訳は、周期表(原子番号1∼20)の20個と金属(漢字表記)の4個となります。
元素記号の覚え方(原子番号1~20の20個)
元素記号は覚えれば良い数が多くはないとはいえ、ただ単に詰め込みで覚えるのは大変なことと思います。以下ゴロ合わせで覚えると簡単に身に付くのでお勧めします。
「水兵 リーベ 僕の船 なー、間が ある シップス クラー かかぁ」です。その覚え方は、それぞれ以下の元素記号を意味しています。
「水(H)兵(He)リー(Li)ベ(Be)僕(B、C)の(N、O)船(F、Ne)なー(Na)間が(Mg)ある(Al)シッ(Si)プ(P)ス(S)クラー(Cl、Ar)かかぁ(K、Ca)」です。
化学式の作り方と覚え方
化学式は覚えなければいけない数が多く、ただ単に詰め込みで暗記するのは大変なことと思います。特に、異なる原子(元素記号)どうしが組み合わさって出来る化合物は多く存在します。
元素(原子)の記号と名称が覚えられたら、そう難しくない事なのです。
(物質の例)CuO:酸化銅、NaOH:水酸化ナトリウム、MgCl₂:塩化マグネシウム
化学式の表す物質(化合物の名称)
化合物の化学式を見て物質名を答える問題は、「右から読む(後ろを先に読む)」のが基本になっています。
・式の組成が「金属(固体)+気体」の化合物は、間に「化」をつけて読みます。
異なる物質が化合していることを示しています。
※化合物はそれぞれの元素がどの比率で化合しているのか、触れないこととします。
化学式の作り方(化合物で、その名称に「化」を含むもの)
化合物の物質名を見て化学式を答える問題は、「右から記す(後ろを先に記す)」のが基本になっています。
・物質名に「化」を含む化合物は、「化」の前後の元素記号を 後→前 の順で記せば良いのです。
おわりに
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