目次
火山岩の特徴
「しん」は深成岩の「深」、「か(ん)」は花こう岩の「花」、「せん」は閃緑岩の「閃」、
「は」ははんれい岩の「は」、「か」は火山岩の「火」、「り」は流紋岩の「流(りゅう)」、
「あ」は安山岩の「安(あん)」、「げ」は玄武岩の「玄(げん)」とそれぞれの頭文字を並べただけです。
そうすると表の2行はかけると思います。今度は3行目の「有色鉱物の割合」と4行目の「色」について見ていきましょう。
玄武岩
例えば玄武岩は、上の写真のようなものです。
(出典:フリー百科事典『Wikipedia』)
見ると黒っぽく見えると思います。よく砂利道にあるので見慣れている人も多いでしょう。これさえ覚えておけば後は簡単!
玄武岩が黒いなら、表にある花こう岩は反対の白っぽいと判断できると思います。
花こう岩
ちなみに花こう岩の写真はこちらです。
(出典:フリー百科事典『Wikipedia』)
白っぽいでしょう。玄武岩か花こう岩のどちらかだけを覚えておけば大丈夫です。
つまり有色鉱物の割合が多くなると色は黒くなると気づいたでしょうか。
これで3行目と4行目が理解できましたね。では5行目の「マグマのねばりけ」に関して見ていきましょう。
花こう岩を例に考えて見ましょう。花こう岩は白っぽいということは、石英や長石の無色鉱物が多く含まれているということです。石英はガラスの原料です。ガラスを作るには石英を高温で溶かして成形して作ります。
つまり花こう岩は高温のマグマからできているのです。高温のマグマは地下深くでできるのでねばりけが強くなります。
一方、玄武岩は黒っぽいので有色鉱物が多く含まれているので、地表または地表にごく近いところでできるので、マグマのねばりけは弱くなります。
岩石の色から有色鉱物の割合、マグマのねばりけは関連づけて理解すると覚えやすくなります。
「しん かん せん は か り あ げ」
岩石の覚え方は「しん かん せん は か り あ げ」です。
何度も復唱して定着させよう!
おわりに
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こちらの記事の監修者
浅井保(あさい たもつ)
- ・北海道大学文学部卒
- ・家庭教師のアルファ 講師部長
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始し、数多くの生徒への学習指導を経験。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長。