目次
歴史年号の覚え方にコツあり?
歴史年号を覚えるのに苦労を感じていなかった最大の原因は、友達と訳の分からないゴロ合わせをして、とにかく面白可笑しく覚えていたということに他ならないと感じています。
一人で黙々と覚えるよりは友達とくだらない話をしながら覚えたことのほうが覚えていることってありませんか。私の場合、歴史の年号に関しては、ある特定の友達とのやり取りで良く覚えていました。
例えば723年三世一身法は「ナニサ!三世一身法」、1281年弘安の役「ヒトニバイ弘安の役」など意味をこじつけて友達とああだこうだと遊びながらやっていたことを覚えています。1894年日清戦争「ヒトハクルシむ日清戦争」これに10足して1904年日露戦争、また10足して1914年第一次世界大戦などもゴロ+数の規則性っぽく覚えた記憶があります。
これはまだ何となく意味の分かる覚え方になっている気がしますが、ひどいのになると、1221年承久の乱「12反転承久の乱」と12を反転して21にして12の後ろにくっつけるというような強引な覚え方も日常茶飯事でした。まったくナンセンスな数の音の並びだけでも覚えられていた記憶があります。
歴史年号 覚える秘密とは
歴史年号を覚える秘密の答えは簡単で、私の場合は先ほども述べたように友達とふざけながら、社会の先生のモノマネなど取り入れて自分たちにとってインパクトのある覚え方をしていたからだと思います。
一般的に言うと、ある物事を覚えるのに「楽しく、印象深く」覚えてみると案外暗記も楽しいものになります。ポイントは友達でも誰でもいいのですが、だれか話し相手になってくれる人がいると記憶は残りやすいと感じます。
よく学校の先生や家庭教師や塾の講師がなぜいろんなことを覚えているように見えるかというと生徒に説明をするという行為が覚えやすくさせていることとその行為を繰り返すからです。
もし友達相手に何か教えてあげる場面があれば、一人でその内容を覚えるときよりも何倍も理解が進むはずです。なぜって。友達に分かってほしいから、一生懸命分かりやすく説明するじゃないですか。それが実は一番理解促進や物事を覚えこむコツなんです。まわりに教え上手な子いませんか。きっとその子は勉強できる子だと思います。
歴史年号 ゴロ合わせからの発展
さて、話が脱線しすぎたようなので歴史の年号の覚え方について、また話を戻しましょう。頻出の年号としてよく知られる743年墾田永年私財法ですが、これも完全なゴロ合わせで「ナシサ!墾田永年私財法」と覚えました。これは723「ナニサ」、743「ナシサ」と合わせて覚えることで三世一身法から墾田永年私財法のつながりがスムーズに覚えられます。
また、江戸の四大改革も、よく年号を問う問題として出てきます。中学校だと享保の改革(徳川吉宗)→田沼意次の政治→寛政の改革(松平定信)→天保の改革(水野忠邦)という流れで覚える場合が多いと思いますが、例えばこんな覚え方はどうでしょう。「ビナンヒーロー(1716)享保吉宗」→「イイナナニ(1772)もの老中田沼」→「ヒナンハナ(1787)咲く寛政定信」→「ヒトハヨイ(1842)天保忠邦」実はこれゴロ合わせの他に少しだけ工夫されているところがあります。
お気づきでしょうか。そうです。改革の名前と人名をくっつけて連想できるようにしています。年号・改革名・人名がセットで覚えられるお得パックです。
歴史年号を物語にしよう!
お次は近代。大きな戦争までの流れもポイントになります。世界恐慌→満州事変→五・一五事件→国連脱退→二・二六事件→日中戦争。
このあたりは年号が詰まってくるのでストーリー仕立てで覚えるのもおすすめです。「トクニク(1929)るしい世界恐慌」世界的な経済不況が発生。各国は何とかこの窮状を脱しようともがきます。日本は活路を満州へ求め「イクサイ(1931)ちばん満州事変」が起こります。
余談ですが、戦争という名前がついていないのは、宣戦布告がされなかったため事変という名称になっていると当時の社会の先生から教えられた記憶があります。閑話休題。陸軍の発言力が強くなってくるなか「イクサニ(1932)むかう515」犬養毅首相が暗殺。満州国建国に対する国際非難の高まる中「キクミミ(1933)持たず国際連盟脱退」ファシズムへ突き進み孤立する日本の姿が見えてきます。
そして「イクサム(1936)りおし二・二六事件」から「イクサナ(1937)がびく日中戦争」と泥沼の戦争がはじまります。自分の中で一連の歴史的な流れをゴロ合わせ+物語で覚えられるようになると、歴史の面白さが感じられるようになるハズです!?
さあ、みなさんもオリジナルの物語で歴史の年号を覚えてみませんか。友達とワイワイやりながらやると楽しいですよ。
最後に
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こちらの記事の監修者
浅井保(あさい たもつ)
- ・北海道大学文学部卒
- ・家庭教師のアルファ 講師部長
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始し、数多くの生徒への学習指導を経験。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長。