大卒の比率が高い国ランキング|全学年

勉強コラム

こちらの記事では、OECD(経済協力開発機構)の2022年のデータをもとに、大卒者の人口比率が多い国TOP10を紹介しています。
このデータでは、各国の25歳から64歳までの全人口における、大学相当レベルの教育課程修了者(学位取得者)の比率を集計しています。

大卒者の人口比率が高い国は一体どこなのでしょうか。
それでは早速見て行きましょう!

目次

第10位~第4位

まずは10位から4位までの国をまとめてご紹介していきます!

・10位:アメリカ:50.02%
・9位:イスラエル:50.62%
・8位イギリス:51.32%
・7位:ルクセンブルク:51.49%
・6位:オーストラリア:51.50%
・5位:韓国:52.80%
・4位:アイルランド:54.39%

第10位がアメリカというのは、少し意外だった方も多いのではないでしょうか。
アメリカの大卒者率は50.02%なので、ほぼ半数の人が大卒者ということになりますね。

ちなみに第11位のスウェーデンの大卒者率は48.53%なので、半数をきることになります。
つまり「ちょうどTOP10以上の国が、大卒者の比率が半数を上回っている」ということになりますね。
※2022年時点

第3位:日本


大卒者の人口比率が高い国、第3位は日本です。
日本は統計が残っている2000年からトップファイブ入りを果たしており、2015年からは8年連続で第3位となっています。

そんな日本の大卒者比率は56.13%となっています。
わが国では、25歳から64歳までの年齢層においては、半分以上が大卒者ということですね。

第2位:ロシア


ロシアは2010年には大卒者の割合が世界で最も高い国でしたが、
その後は2018年まで世界第2位の国となっています。

ロシアの主要な大学としてはモスクワ大学や
サンクトペテルブルク大学、、極東連邦大学などがあります。

なかでもモスクワ大学は世界的にも有名な大学であり、
特にIT分野に強く、国際大学対抗プログラミングコンテストで優勝するなどの実績があります。

そのロシアの大卒者比率は、56.73%となっています。

第1位:カナダ


世界で最も大卒者の比率が高い国はカナダです。
カナダは2011年以降、11年連続で1位をキープしています。

カナダではトロント大学、ブリティッシュコロンビア大学、マギル大学等が有名であり、
特にトロント大学はAIの聖地と呼ばれ、
人工知能分野は世界最高クラスです。

そのカナダの大卒者比率は、62.74%となっています。