正月飾りにはどんな意味がある?いつからいつまで飾る?

勉強コラム

毎年、年末が近づいてくると【正月飾り】を出している家をよく見かけると思います。
「自分の家も出している」という方も多いと思いますが、
・正月飾りにはどんな意味があるのか
・いつからいつまで飾るべきなのか
を、正確に把握できている方は、意外と少ないのではないでしょうか。
この記事では、そんな正月飾りについて、それぞれの意味や飾る場所、飾るべき期間を詳しく解説していきます。

目次

門松(かどまつ)


■門松を飾る意味
門松は、2本の松の木と竹を使って作られる、松竹を基にした飾りです。
「松」は冬でも青々とした葉を保つことから、長寿や厄除けの象徴とされています。
「竹」は真っすぐ伸びるように成長することから、家族が一丸となり繁栄することを願う意味が込められています。
一般的に、右には紅白の飾り縄が結ばれていることが多いです。これらの色は縁起を担ぎ、邪気を祓うと信じられています。

■飾る場所は?
門松を飾る場所としては、家の玄関や門が一般的です。

しめ縄(しめなわ)


■しめ縄を飾る意味
しめ縄は、紅白の縄でできた結び目の飾りです。
紅白は伝統的な日本の幸福の色ですよね。
その縄の結び目は神聖視され縁起を担ぐとともに、邪気を結びつけて家に入らせないと考えられています。
また、良い運気を呼び込む意味もあります。

■飾る場所は?
飾る場所としては門松と同じく、家の門や玄関に飾るのが一般的です。

鏡餅(かがみもち)


■鏡餅を飾る意味
鏡餅はもち米を用いて2つ、または3つの円盤状の層にして重ね、その上に橙(だいだい)を載せたものです。
鏡餅は神聖視され、神社や神前に供えられることがあります。
もち米は日本の主食であり、そのもち米を円形に重ねた形状は、家族や仕事などの順調な重なり合いを象徴し、安全を願うものです。
また、橙はその形状が太陽を連想させ、厄を祓うとともに、豊穣のシンボルとされています。
さらに橙には、新しい年の健康と活力の象徴でもあります。

■飾る場所は?
鏡餅を飾る場所は一般的に、神棚や床の間です。半紙または奉書紙を三方に敷いて飾るのものです。
ただ、家に神棚や床の間が無い場合、玄関や居間からできるだけ離れたところに飾るのが良いとされています。

獅子舞(ししまい)


獅子舞を飾る意味
「門松」「しめ縄」「鏡餅」の3つほど一般的ではありませんが、獅子舞(獅子頭)を正月に飾ることもあります。
獅子は邪気を払うと同時に、五穀豊穣や商売繁盛を象徴しています。
ご存じの通り、獅子舞は正月行事としても行われ、獅子の面を被った舞者が獅子を演じ、家々を訪れて幸運をもたらすとされています。
地域によって異なる伝統や演目があり、なかには獅子が飾り物を食べる演出が行われることもあります。

飾るのはいつからいつまで?

■いつから?
一般的に、正月飾りを出すのは12月13日~12月28日までの間であればいつでも大丈夫です。
なぜ13日かというと、「正月事始め・すす払い」の日とされるのが12月13日だからです。
ではなぜ28日までかというと、29日は「九」=「苦」を連想させるからです。また、31日は「一夜限り」となるため、こちらも避けた方が良いでしょう。
多くの家では、クリスマス(25日)が過ぎた頃から飾り始めます。

■いつまで?
では、飾りをしまうのはいつ頃が良いのでしょうか。
正月飾りは一般的に、「松の内(お正月に来られる年神様の滞在期間)」とされる1月7日まで飾るのが良いとされています。
つまり、1月8日にしまうということですね。
ただ、地域によっては「小正月」とされる15日や、「二十日正月」と言われる20日まで飾る場合があります。