六歌仙の覚え方|中学生/国語

勉強方法

六歌仙(ろっかせん)とは、平安時代の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう・天皇や上皇の命によって編集された歌集)である『古今和歌集(こきんわかしゅう)』の序文で紀貫之が名前を挙げた代表的な6人の歌人をいいます。
具体的には、僧正遍照(そうじょう へんじょう)、在原業平(ありわらのなりひら)、文屋康秀(ふんやのやすひで)、喜撰法師(きせんほうし)、小野小町(おののこまち)、大友黒主(おおとものくろぬし)です。
6人は歌風も性別も職業もバラバラです。簡単に6人のプロフィールを紹介していきます。

目次

6歌人のプロフィール

・僧正遍照
桓武天皇の孫。
・在原業平
平城天皇の皇子阿保親王の子。情熱的な歌を作る。
・文屋康秀
生没年不詳。下級官職を歴任。言葉の遊戯になる歌を作る。
・喜撰法師
生没年不詳。宇治に隠棲した僧。本人作とされるのは1首のみ。
・小野小町
生没年不詳。仁明天皇の朝廷に仕えたとされる。情熱的な歌を作る。
・大友黒主
生没年不詳。地方豪族というが詳細は不明。
ちなみに、「六歌仙」という名称そのものは後代になって付けられたものになります。

六歌仙のうち、在原業平と小野小町、文屋康秀と僧正遍照は歌合でよく顔を合わせていた仲良し四人組でした。

語呂合わせはズバリ!【お惣菜は気分だい】

六歌仙の覚え方の語呂合わせは、たくさんのパターンがあります。今回は、一番シンプルなものを紹介します。
それはズバリ、【お惣菜は気分だい】です!
読み方は「おそうざいはきぶんしだい」。とってもシンプル!
それぞれ対応している部分は、お→小野小町、そ→僧正遍照、ざい→在原業平、き→喜撰法師、ぶん→文屋康秀、だい→大友黒主となります。

ちなみに紀貫之は、六歌仙を「優れた歌人」として選んでいる割には、六歌仙に対して辛辣な評価を下しています。おそらく、紀貫之が師として「歌聖」と仰いだ柿本人麻呂と山部赤人という二大歌仙には到底及ばない、ということなのでしょう。

おわりに

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こちらの記事の監修者

浅井保(あさい たもつ)

  • ・北海道大学文学部卒
  • ・家庭教師のアルファ 講師部長

2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始し、数多くの生徒への学習指導を経験。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長。