古文単語の覚え方をマスターしよう|高校生/国語

勉強方法

古文単語の意味は、イメージを膨らませないとなかなか覚えることが難しいですね。今日は、古文単語と意味がリンクしやすいようなワンフレーズを作ってみましたので、そのフレーズをしっかり音読していきましょう。繰り返しリピートして読みながら、古文単語とその意味をしっかり覚えましょうね。

目次

古文単語をイメージで覚えよう 1~10

それでは早速スタートします。

1.あいなし + つまらない 
「愛なしではつまらない」
  
2.あさまし + 意外だ
「朝飯を力士が抜くとは意外だ」

3.あした + 朝 
「明日の朝」

4.あわれ + しみじみとした趣がある 
「あわれな話の中に何かしみじみとした趣がある」

5.ありがたし + 珍しい 
「有り難し 有ることが難しい 珍しい」

6.いたずら + むなしい 
「いたずら失敗むなしい結果」

7.いと + とても 
「糸がとても長い」

8.いとほし + 気の毒だ 
「伊藤(いとう)氏(し)が怪我して気の毒だ」

9.うしろめたし + 心配だ 
「後ろめたい気持ちでなんだか心配だ」

10.うたてし + 情けない
「歌っておんち、情けない」

11~20

11.え + ~できない   
「え〜できない」

12.おどろく + 目を覚ます   
「驚いて目を覚ます」

13.かしづく + 大切に育っている  
「菓子作りに使うフルーツを大切に育てる」

14.かなし + かわいい    
「悲しいけれど、かわいい子には旅をさせよ」

15.けしき + 様子 態度 表情 機嫌   
「人の景色 様子 態度 表情 機嫌」
  
16.さうざうし + 物足りない    
「想像しただけでは物足りない」

17.さらなり + 言うまでもない  
「皿投げたら、言うまでもなく割れてしまった」

18.さらば + それならば    
「さらばしたくない。それならば、告白しよう」

19.すさまじ + 興ざめだ
「凄まじく、馬鹿馬鹿しくて興ざめだ」

20.つきづきし + ふさわしい    
「月月(つきづき)し。美しい夜にふさわしい」

21~30

21.つとめて + 早朝       
「勤め先に早朝出勤」

22.つゆ + 全然(少しも)〜ない  
「梅雨が全然終わらない」

23.つれづれ + 退屈だ      
「徒然草を読んでも退屈だ」

24.としごろ + 長年       
「年頃の少年も長年経てばおじさんに」

25.なかなか + かえって むしろ   
「なかなか、かえってむしろ難しい」

26.ねんごろなり + 親切である     
「寝る頃、布団を敷いてくれて親切だ」

27.ののしる + 大騒ぎする     
「ののしる男登場で、大騒ぎする」

28.はづかし + りっぱだ      
「恥ずかしくなるほどあなたは立派だ」
 
29.やうやう + だんだん      
「ヨーヨーがだんだん上手くなる」

30.やがて + すぐに そのまま   
「やがて、すぐに夕日がそのまま沈む」

31~40

31.やむごとなし + 大切である     
「やることなしなんて、大切に時間を使おう」

32.ゆかし + 行ってみたい聞きたいみたい 
「行かし 行ってみたい見たい聞きたい」

33.り + ~た (完了)      
「り→了解→完了→~た」

34.わびし + つらい
「わびしい食事は辛いなぁ」

35.をかし + 趣がある
「日本のお菓子は趣がある」

36.あからさまなり + ほんのちょっと   
「あからさまでほんのちょっと照れる」

37.あぢきなし + つまらない     
「味気なくてつまらない」

38.あまた + たくさん      
「余ったたくさん、どうする?」

39.あやし + 不思議だ 身分が低い  
「あやしい人は不思議にも身分が低い」

40.あらまほし + あってほしい     
「あらまほし あり+まほし あってほしい」

41~50

41.いかで + どうして
「一家で筋トレブーム。どうして?」

42.いみじ +大変だ すばらしい   
「胃短くて消化が大変だけど素晴らしい消化力」

43.いらふ + 答える
「いらん事を答えて怒られる」

44.うつくし + かわいい       
「美しい人は昔も可愛い」

45.おこたる + 病気が治る
「おこたる事なかれ。病気が治るまで」

46.かぎりなし + この上ない
「限りがない→上限がない→この上ない」

47.かしこし + おそれおおい こわい   
「かしこい人はおそれおおいがこわいとも思う」

48.き + ~た(過去)      
「急に蹴りを入れた(過去)」

49.げに + なるほど       
「下人、なるほど生活苦しい」

50.けむ + ~ただろう(過去推量)    
「けむりで目が痛かっただろう」

51~60

51.けり + ~た(過去)        
「急に蹴りを入れた(過去)」

52.こころうし + つらい 不愉快だ     
「心憂し →心が憂鬱→つらい 不愉快だ」

53.じ + ~ないだろう(打ち消し意思)  
「字にならないだろう」

54.しむ + ~せる(使役)         
「シンフォニーを子供に聞かせる」

55.たてまつる + お~申し上げる      
「盾祭りで盾をお作り申し上げる」

56.つ + ~た(完了)         
「つかんで投げた」

57.なり + ~だ(断定)         
「成田空港だ」

58.ぬ + 〜た(完了)         
「抜けたら薄くなった」

59.のたまふ + おっしゃる     
「乗ったままおっしゃる」
 
60.べし + 〜にちがいない(強い推量)
「別室に有名人がいるに違いない」

61~66

61.まうづ + お参りする      
「もうずっとお参りしているおばあちゃん」

62.まし + だろうに        
「マシンがあれば、どこでも行けるだろうに。」

63.まじ + 〜てはならない(打ち消し)   
「マジでジャイアンは歌ってはならない」

64.む + 〜だろう(推量)~しよう(意思) 
「むしにも心があるだろう だから大切にしよう」

65.たり + ~た(完了)~ている(存続)    
「足りているし、余った」

66.めでたし + すばらしい  
「めでたく合格すばらしい」

まとめ

いかがでしたか?
今日は、古文単語の覚え方について学習しました。定着するためには、繰り返しの練習が大切です。毎日チャレンジして、しっかり覚えましょう。

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こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。