基本は暗記
私の学生時代の友人で、キー局のアナウンサーになった人物がいるのですが、彼もまたアナウンサーになりたての頃は、敬語で苦労もし、失敗もしたそうです。そこで彼は、敬語の暗記カードを作ったそうです。
皆さんも御存知のように、敬語には3つの種類がありますよね。聞き手に直接敬意を表すために丁寧に言うのが「丁寧語」。例としては、「お米を買います。」「あちこちにございます。」です。
聞き手や第三者の動作や事物を高めて言うのが「尊敬語」。例としては、「お客様が買われる。」「先生がお書きになる。」です。最後に、話し手が、自分や自分の側の人の動作などをへりくだって言うのが、「謙譲語」。例としては、「お客様に差し上げる。」「先生をお待ちする。」です。
暗記カードの作り方
では、具体的にどのように暗記カードを作ったら効率的なのでしょうか。まず、普通の語「言う」を、カードの表に書きます。次の裏に、尊敬語「おっしゃる」、謙譲語「申す」「申し上げる」と書いて下さい。これで1枚めができあがりです。2枚めの表には、普通の語「食べる」と書いて下さい。裏には尊敬語「あがる」「召し上がる」、謙譲語「いただく」と書きます。これで2枚目が完成です。
テストに出てくる敬語の種類なんて、とても少ないですから、この要領で、教科書の敬語を全部書いて暗記してしまいましょう。
暗記カードを増やす
一通りできたら、今度は問題集で実際に問題を解いて下さい。テストで点をとるためには、暗記カードで「インプット」を行うだけでなく、問題集で「アウトプット」を行うことが大切です。
問題を解いていくと、教科書には出てこなかった「尊敬語」「謙譲語」も出てきますよね。
そういうときは、すぐに追加の暗記カードを作ります。
こうやって、少しずつ言葉を増やしていくのです。
暗記カード⇒問題集⇒暗記カード⇒問題集
といった具合で、この作業を繰り返し行っていくと、記憶が定着します。
まとめ
入試では、ライバルよりも1点でも多く点をかせぐことが大切なのです。確かに「敬語」は問題数も少なく、配点も少ないかもしれません。
しかし、少しの労力で確実に点をかせげる分野であることは、まちがいありません。みなさんの健闘を祈っています。
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こちらの記事の監修者
浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。