ビジネスと敬語について|全学年/国語

勉強方法

【敬語】は相手に対して敬意を払っていることを伝える言葉です。
敬語の使い方によって、相手の印象が大きく変わり、何気ない一言で自分へのイメージが良くなり、時には悪くなりもします。
特に【ビジネスシーン】では意識しすぎて、正しく話せなくなることもあり、仕事にも大きく影響が出ることでしょう。
ここでは敬語の使い方を少しでも理解して、マナーを学び、将来使うべき時に正しく使えるようにマスターして欲しいと思います。

間違った敬語

まずは【二重敬語】と呼ばれるものです。敬語を重ねて使うと表現が過剰になり、例外もありますが、あまり適切ではありません。
例えば「お越しになられます。×」という言葉は適切ではありません。正しくは「いらっしゃいます。〇」や「お越しになります。〇」が適切です。
次は「〜なさられる。×」という言葉。間違って使いがちかもしれませんね、正しくは「〜なさる、〜される○」です。
また「○○長様(役職)×」も不適切です。長ということばに敬意の意が込められているのですね、正しくは「○○長の〜様や○○長、〇」でしょう。
「お」をつけると、「〜れる」を使ってはいけない、などと考えておくとわかりやすいかもしれません。

ビジネスシーンでよく用いられる間違いやすい敬語

次にご紹介するのはよく使う言葉で普段意識せず、使う言葉、間違いをピックアップしてみました。

①了解しました
・正しくは「かしこまりました」や「承知しました」

②ご苦労様です
・主に目下の人に使う言葉です。正しくは「お疲れ様です」

③大変参考になりました
参考という言葉は自分の知識の足しにするという意味です。正しくは「大変勉強になりました」

④すいません、ごめんなさい
正しくは「申し訳ございません」

⑤私には役不足です
役不足という言葉は与えられたものに満足できないという意味。正しくは「私には力不足、力量不足です」

⑥しばらくぶりです
しばらくという言葉が目下の人に対して使う言葉です。正しくは「ご無沙汰しておりました」

⑦我が社
自分の会社の人に対してよく用いられ、他会社に向けてだと偉そうに聞こえてしまいます。「弊社、当社」などで使い分けましょう

⑧お座りください
お座りという言葉が犬に用いられる言葉ですから、「お掛けください」のほうが良いでしょう

⑨おわかりいただけたでしょうか
わかるという言葉が目上の人に対して失礼にあたります、正しくは「ご理解いただけましたか」

⑩なるほどです
なるほどは目上の人に対しては失礼な言い回しです。正しくは「おっしゃる通りです」

ほんの少しの紹介でしたが、いかがでしたか?正しく使えていましたでしょうか?
普段何気なく使っていた言葉が沢山あったかと思います。

まとめ

本当は間違った敬語の使い方でも、その使い方が浸透して普段から用いられるようになった敬語も沢山あります。本当に日本語は難しいと思います。

話し言葉で最も大切なのは、話す相手に不快感を与えず、自分の気持ちを正確に伝えることだと思います。

周りが敬語を意識することによって、いずれ日本全体に広がり、そしていつか必ず自分に返ってくると思います。皆が意識することでさらに広まるスピードは早くなることでしょう。

敬語を使い分けることは大変難しいことだと思いますが、難しいからこそ、学ぶには価値のあるものだと確信しています。

しかし、学ぶことは大人になってからでは非常に体力のいることで、仕事しながらではさらに難しいことだと思います。
小学校、中学校、高校、つまり学生のうちに【国語の力】として敬語を学ぶことで、将来スムーズに自分の人生がうまくいくことでしょう。

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こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。