【中高生向け】テスト勉強の仕方とは?

勉強方法

テスト期間が迫ってきているのに勉強する気が起きない、もしくはテスト勉強の仕方がわからないと悩んでいるお子さまや保護者の方も多いのではないでしょうか。実は、好成績を維持している子は、効果の出るテスト勉強の方法を理解しているのです。
この記事では、テスト勉強に集中するために行うべきこと、科目別の勉強方法を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

目次

成績の良い子はテスト勉強の仕方をわかっている

一般的に、成績のよい子はとはテスト勉強の方法を理解している子です。テストの成績は勉強の仕方を変えるだけで実は簡単に上がります。それぞれの教科にあった勉強法があり、成績のよい子はそれを知っているのです。
テスト勉強するときにはコツが存在するので、その方法に切り替えるだけで点数がとりやすくなります。以下で具体的な方法を説明します。

テスト勉強に集中するためにやるべきこと

ここでは、テスト勉強に集中するために何をすべきかを具体的に説明します。何から手をつければよいのかわからない人は参考にしてください。

◆勉強する環境を変える
まず、勉強する環境を変えると集中力が増すことがあります。自室でテスト勉強に集中できない学生は、カフェや図書館など、他人の目がある場所で勉強してみましょう。ほかにも学校の教室や自習室、自宅のリビングなどで勉強するスタイルに変えるのもひとつの手です。
学校であれば、わからない点が出てきた場合、先生に聞けるという利点があります。

◆勉強用の服装になる
アルバイトの制服に着替えると働くスイッチが入るように、服装を変えるとやる気が出ることがあります。パジャマではリラックスしすぎてなかなか勉強する気にならない、外出着では窮屈という場合は、勉強用の服を用意してみましょう。目安は、友達が家に突然やってきた場合でも着替える必要がない服装です。

◆スマートフォン(携帯)の電源を切る
現代の学生が勉強に集中できない要因のひとつが、「スマートフォンの通知が気になる、SNSなどを見たくなってしまう」ことです。テスト勉強する際にはスマートフォンや携帯電話の電源を切る習慣をつけましょう。スマートフォンやSNSに熱中していても、テスト勉強に有意義な情報は期待するほど入ってこないものです。

◆机の周りに娯楽物を置かない
自室に漫画やゲームといった娯楽物があって集中できない人も多いでしょう。テスト勉強に集中するためには、机の周りや目の届く範囲に娯楽物を置かないようにすることが大切です。机の周りや視界には勉強道具のみを置くようにしましょう。
また、好きな音楽を聴きながら勉強すると音楽に気を取られたり、音楽無しで勉強する環境に適応しづらくなってしまうため、あまりおすすめしません。テスト中には音楽を聞けないため、集中するスイッチにもなりません。

◆何はともあれ教科書や参考書、問題集を開く
やる気が出ていない状態でも、とりあえず教科書や参考書、問題集を開くようにしましょう。勉強へのやる気が低迷しがちなのは勉強開始前です。勉強する時間を決めてテスト範囲を再確認すると、意外とテスト範囲が広く焦りを感じ、やる気が出ることがあります。

◆眠くなったら我慢せずに寝てしまう
眠たくなったら我慢せずに15分程度の仮眠をとりましょう。長く寝すぎるとかえってモチベーションが下がってしまうことがありますが、仮眠をとると頭がすっきりして勉強へのやる気がわいてきます。徹夜はあまりおすすめしません。時間があるからと油断して、娯楽物やスマートフォンに気をとられる可能性があるためです。

科目別の勉強法とは?

ここでは、科目別の勉強方法について解説します。

◆英語
英語は、単語の暗記も大切ですが、まずは文法など言葉づかいなどのルールをしっかりと理解することが大切です。自分が理解していない箇所を探し出すには、ただ教科書に目を通すのではなく、テスト範囲を音読してみるとよいでしょう。音読しながら頭の中で和訳ができる状態が理想的です。単語を暗記したいときは、ただ単語帳を眺めるのではなく「スペルを手で書いて覚える」ことをおすすめします。

◆数学
数学は公式の暗記よりも「なぜこの公式を当てはめるのか」といった理解が大切です。しっかり理解するためには、演習問題を多く解くとよいでしょう。演習問題を解くうえで意識してほしいのが、間違えたり理解不足だったりした問題に印をつけていくことです。印がついた箇所は繰り返し解いたり、先生に聞いたりして確実にクリアしていきましょう。

◆理科
理科は暗記が多く、さらに問題演習も大切な教科です。物理・化学を選択した場合は、参考書を眺めたり公式や物質の名前を書きなぐるという方法では暗記が難しくなってきます。理科は短期間で集中して覚えたり、演習問題を繰り返し解いたりしていく方法をおすすめします。
初めはわからないことが多い場合でも、自分で調べながら解いていくうちに理解・暗記ができるようになります。

◆社会
社会は暗記科目です。教科書を繰り返し音読したり、赤ペンと赤シートを使って覚えたりする方法が基本となります。また、時代背景や場所、年代を絡めて覚えるために、自作の年表や白い日本地図に領土がどのように変化していったのかを色付けしてみることで暗記の効率も上がります。短期間で集中して覚える場合は、勉強の効率も考慮しながらテスト対策をしていくとよいでしょう。

◆国語
国語は現代文・古文・漢文といった3つの科目への対策が必要です。以下でそれぞれについて解説します。
・現代文
現代文は、テスト範囲の教科書の文章を音読しましょう。目安は毎日30回です。文章や登場人物への理解度が向上します。また、テスト範囲に出てくる漢字や語句の意味を調べて暗記しておきましょう。
・古文
古文は、テスト範囲の文章をスムーズに現代語訳と品詞分解ができるレベルにしておきましょう。テスト範囲に出てくる意味のわからない単語を調べて暗記します。
・漢文
漢文は、テスト範囲の文章を訓読と現代語訳がスムーズにできるレベルにしておきましょう。文章中に出てくる意味のわからない語句の意味や読み方はしっかり暗記する必要があります。

テスト勉強を上手く続けるコツとは?

ここでは、テスト勉強をうまく続けるためのコツについて説明します。

◆勉強のスケジュールをたてる
一夜漬けをして寝不足に陥り、結果として成績が向上しなかったというケースに陥ることもあります。寝不足や試験範囲の理解が中途半端になることを防ぐために、1日にどの科目をどの程度勉強するかといったスケジュールをたてましょう。

◆テストの傾向を考える
論述問題が多いのか、応用問題が多いのかといったように、先生によってテストの傾向は異なります。出題される問題の傾向を把握し、それに応じた対策をとると効率的に勉強ができ、成績を上げることができます。先輩に出題傾向を聞くこともテスト対策になるでしょう。

◆科目ごとに目標点を設定する
得意科目、苦手科目すべてで好成績をとることは難しいものです。そこで、科目ごとに目標点を設定しましょう。苦手科目であれば平均点以上を目安にする、暗記すれば解ける科目であればしっかりと対策を行うなど、まずは設定した目標点を超えることを目指しましょう。

◆演習中心と暗記中心の科目を分ける
演習中心の数学・物理・化学といった理系科目と、暗記中心の世界史・日本史・生物などで勉強方法を変えましょう。演習中心の科目では、問題集をどの程度解くか、何周するかを決めることが先決です。暗記中心の科目では暗記量からスケジュールをたてると効率的に勉強できます。

◆問題はわかるところからやる
苦手な問題から始めると、わからなくてモチベーションが下がってしまう傾向にあります。そのため、問題はわかるものから解いていくようにしましょう。テストでも受験の際でも、試験時間は限られています。少しでも点を取るために、わかる問題から手をつける習慣をつけましょう。

◆同じ問題集を何回もやる
問題集を1冊やってみても、解けた問題と解けなかった問題があるはずです。特に演習中心の科目では、同じ問題集を繰り返し解くようにしましょう。次々違う問題集に取り組むよりも、同じ問題集を完璧に解けるようになるまで何回も繰り返すほうが理解が深まります。

◆手で書いて覚える
英単語など暗記が必要な場合は、手で書いて覚えることをおすすめします。単語帳を眺めたり音読したりすると、発音は覚えていても正しいスペルを覚えていないというケースが発生しがちだからです。

独学が難しいならプロに教えてもらうのも手

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こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。