鳥取&島根。似てる2県の覚え方

勉強方法

それぞれの県を解説!

何かと比較されることの多い鳥取県と島根県ですが、まず、それぞれの県の特徴から解説していきましょう。鳥取県は、全国で人口が最も少なく、且つ面積は7番目に小さい県です。有名な観光スポットと言えば、やはり鳥取砂丘でしょうか。鳥取砂丘は日本一大きい砂丘と誤解されがちですが、実際は青森県にある猿ケ森砂丘が日本最大の砂丘で、面積は鳥取砂丘の約3倍に達します。ただ、ほぼ全域が防衛装備庁の弾道試験場となっている為、民間人は立ち入ることが出来ません。よって、日本最大の”観光できる砂丘”は鳥取砂丘になるわけですね。他には劇場版・名探偵コナンに登場する三徳山投入堂や、るろうに剣心のロケ地にもなった仁風閣など、映画に使われた建造物も観光名所となっています。
 対して島根県は、鳥取県に次いで2番目に人口が少ない県ですが、面積ランキングでは19位なので、比較的大きい県と言えますね。名所といえば、日本神話などにも伝承が語られている、出雲大社が有名ですね。また、国宝に指定されている松江城も、全国的に名前が知られています。さらに5万坪の日本庭園をほこる足立美術館も有名です。こちらの庭園は、アメリカの日本庭園専門雑誌『The Journal of Japanese Gardening』が行っている日本庭園ランキングにおいて、初回の2003年から2018年まで、16回連続で「日本一の庭園」に選出されています。

覚え方

この2県は、名前だけでなく形も似ているため、地理の問題などで非常に間違えやすいのです。それぞれを覚える方法としては、まず語呂合わせがあります。地図上で見ると、左に島根県、右に鳥取県があるため、「左島」「右鳥」とし、「”さとう”にうっ”とり”」と覚える方法があります。また、「島”根”」と「”鳥”取」をとって「ねっとり」といった覚え方もあるようです。こちらは少し、失礼な覚え方のような気もしますが…。
 県の形で覚える方法は、ツノ(しっぽ)に見える弓ヶ浜半島があるのが鳥取県です。対して島根県には、隠岐の島という離島が存在します。また、宍道湖という大きな湖があるので、地形で見分ける際にはこの湖の有無で判断すると良いかも知れません。

その他の2県の比較

せっかくですから、その他の2県の違いについても見ていきましょう。先程、人口は島根県の方が多いということに触れましたが、実は人口密度は鳥取の方が高いのです。これは島根県の面積が鳥取の約2倍あるのに対し、人口は1.2倍ほどであることが要因です。
 また、隣接している県の数は鳥取県4、島根県3で鳥取県の方が多く、逆に空港の数は鳥取県2、島根県3で島根県の方が多いです。市の数は鳥取が4市に対し、島根は倍の8市あります。
 外国人観光客数は、平成30年度のデータで鳥取県が93623人、島根県が90400人なので、僅かに鳥取県がリードしています。ただどちらのデータも、県内全ての観光客を数えられている訳ではないので、誤差の範囲とも言えます。つまり外国人から見ると、鳥取・島根県は同じくらいの魅力度と言えるのかもしれませんね。

鳥取県は島根県に併合されたことがある!?

実は、鳥取県は明治時代に、島根県に併合されたことがあります。1876年4月18日に浜田県が廃止され、8月21日に鳥取県を廃止し、それぞれ島根県へ併合されることが太政官布告で明らかにされ、ここに因幡・伯耆・隠岐を加えた山陰五州を管轄する島根県が成立しました。そして県庁は松江に定められました。この時期は県の統廃合が積極的に行われた時期であり、鳥取の他にも筑摩・浜松・磐木など14県にのぼる県が廃県になりました。
 しかし鳥取では、早くから鳥取県の再置を求める運動が起こり、併合からわずか5年後の1881年に鳥取県は復活しました。これには現地をまわった後の首相・山県有朋の報告書が決め手となったと言われています。

まとめ

如何でしたか?これまで鳥取県と島根県についていろいろ述べてきましたが、今日、最低限覚えて欲しいのは「地図で見ると鳥取が右、島根が左」ということです。覚え方も解説しましたよね。せっかくですからこれを機に、この2県に訪れてみてはいかがでしょう。

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