発達の遅れによる勉強のお悩みは、”できたを増やす”家庭教師にお任せ

家庭教師について

「なんで、何度練習しても、漢字が覚えられないんだろう…?」
「なんで、こんなに忘れっぽいんだろう…?」
「うちの子は、何で勉強が出来ないんだろう…?」

我が子の事で、このようなお悩みを抱えた経験はありませんか?
この記事では、数多くの保護者さまのお悩みと向きかってきたプロ家庭教師が、学習障害やその向き合い方についてお話します。

目次

子どもの学習の遅れについて、悩んでいるお母さんは多い


これまで多くのお子さんを指導してきた経験の中で、上記のようなことでお悩みのお母さんがたくさんいらっしゃいました。

なんとか良い方向に導きたいと思い、一緒に宿題をしてみたり、書店で問題集を買ってみたり、その内、自分だけでは限界を感じて、塾に行かせてみたり…

でも、一向に明るい兆しが見えない…

周りの家族や友人に相談してみても、本当の悩みまでは理解されていないようで、解決できず、自分だけで悩んで孤独を感じたり…

これまで、このような事で悩んでいる多くのお母さんの相談に乗り、学習のお手伝いをしてきました。

ご自分やお子さまを責めず、まずはご相談ください


その中で、単に勉強が嫌い、苦手という訳ではない子供達がたくさんいました。

ある中学生の男の子ですが、漢字を覚えるのが苦手だということだったので、漢字の暗記練習をしました。そんなに画数の多くない漢字なのに、覚えられない。

もしかしたら、学習障害があるのかも…?

と思い、お母様に確認したところ、勉強に限らず、忘れっぽかったり、長い文章が理解出来なかったりという事もあり、もしかしたら、発達障害かもと不安に思った事が何度かあったという事でした。

そこで、wisk4を受けてみると、ワーキングメモリーが平均より低いという事が分かりました。

その結果を知って、お母様はこれまで不安に思っていたことが、クリアになったという事でした。

また、「これまでは単に子供が怠けているとか、自分の育て方が悪いからと子供や自分を責めた事もあったけど、それらが原因ではなかったということが分かって、少し気持ちが楽になった」と仰っていました。

一番近い存在だからこそ…

この様に、お子様が忘れっぽかったり、漢字が覚えられないのは、何らかのハンディキャップが原因になっているかもしれません。

もし、そうであれば、「勉強しなさい!」と何度も怒ったり、「もう、何回言わせるの?」と言うようなことを何度も言うことは、あまり効果は無いかもしれません。

とは言え、毎日の事なので、ついつい感情的になってしまうこともありますよね。

でも、お母さんが悩み、感情的になってしまう事なら、まだ人生経験の少ない子供は、お母さん以上に悩み、感情的になっていることでしょう。

どうせ分からないから、やってもムダ。と自分自身に諦めている子供が多いです。

そんな時に、子供の1番近くで、寄り添ってあげられる人は、家族しかいません。

1番近くで見ている家族だからこそ、できないことをやらせようとして叱るのではなく、できることを増やしてあげて褒める。ということをしてあげてほしいと思います。

とは言ったものの、一番近くで見ているからこそ、家族だけでは、逆に簡単な事ではないですよね。

そこで、私は、出来ないことを出来るようにさせるのではなく、できたを増やす事を意識していきます。

「障害=できない」ではない
得意を見つけ、「できた!」を増やす


発達障害や学習障害のある子供達は、全ての事が出来ないということではありません。

例えば、国語の漢字や英単語の綴りは、なかなか覚えられないけど、数学の計算や理科の実験内容などはよく理解できていると言うことがよくあります。

また、国語の長文読解や英文は読めないのに、コミニケーションは普通にできたり、英会話としてリスニングやスピーキングはできると言うケースがあります。

なので、まずは子供が、何ができて何ができないのかと言うことを冷静に判断し把握することが大事です。

そして、できること、得意なことがわかったら、それらをまず伸ばしてあげて、「できた!」を増やしてあげることです。

同時に、子供ができた時は、いっぱい褒めてあげてください。

このように、子供に「できた!」を増やしていってあげると、前向きになって自信が出てきます。

そうすると、勉強やいろんなことに自信がなかった子でも、まずは、1回やってみよう!と前向きにチャレンジしてくれるようになります。

たとえそこで失敗したとしても、周りの大人たちが適切にフォローしてあげることで、子供の成長とともに、自分ができることとできないことを受け入れて、自己肯定感を持てるようになります。

最初にできないことをやらせると、自信をなくしてしまう

一方、はじめにできないことをやらせて、できないと、家族は焦ったりいらいらしてしまいます。子供は落ち込み、ますます自信をなくしてしまいます。

学習障害があっても無くても、人間にはそれぞれ、得意な事、不得意な事があります。

現に私は、手先が不器用で要領よく順序立てて作業をするのが、とても苦手です。
そういったアルバイトをした事がありますが、3ヶ月程度しか続きませんでした。

でも、英語や社会の勉強は苦になりません。知らない事が分かるのは面白いので、1つ分かれば、また次が知りたくなります。

理解できなかったことが、理解できるようになると、妙に清々しく、達成感が得られます。

こういった事は、誰に強制されてるわけでは無くて、自分の意思でやっているからです。

子供達は、自分が何ができて、何ができないのかを分かっていないことがあります。

できたを増やすには、家庭教師がオススメ


「できた!」を増やす為に、家族はもちろん、家族とは違った視点を持ったメンターのような存在が必要だと思います。

「できた!」時に、自分の事をたくさん褒めてくれる人がいたら強い味方になると思います。

私が教えている生徒は、苦手だった数学の計算や関数が、前より遥かにできるようになりました。

そして、私と授業をするようになって、いつの頃からか、彼の口癖は、

「まあ、僕は天才なんで。」

いいドヤ顔をしながら、自信満々に言ってくれます。

どうせ分からないから、やってもムダ。と諦めてた頃がウソのようです。

もし、お子様の事で思い当たる事があったら、1人で抱え込まずに、私たち家庭教師に相談して下さい。

そして、一緒にお子様の

「できた!」

を一緒に増やしてあげましょう。

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こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。