【2023年度】北海道の公立高校入試の変更点を解説!

勉強コラム

北海道の公立高校では、令和5(2023)年4月に入学する人が受検する入試から、新しい制度に変更となります。
こちらの記事では、その変更点について分かりやすく解説します。

【この記事を読んで分かること】
・2023年度の北海道公立高校入試における変更点のポイント
 →一般入学者選抜の出願変更はどう変わるのか
 →推薦入学者選抜はどう変わるのか
 →道外からの出願はどう変わるのか

目次

出願変更条件の緩和

これまでは当初の出願先が普通科の場合、農業科や工業科に出願することはできないなど、出願した学科によって出願変更できる学科に制限がありました。
2023(令和5)年度入学者選抜からは、当初出願した高等学校、学科に関わらず、同一の課程の高等学校、学科に1回出願変更できるようになります。

学校ごとの推薦枠設定と自己推薦

これまでは推薦標準枠は全校一律で決められていました。
しかし、2023年度入学者選抜からは、一定の範囲内で学校ごとに決定することになります。

【旧推薦標準枠】
 普通科 20%
 農業、水産に関する学科 募集人員の範囲内の数
 その他の学科 30~50%

↓↓2023年度からは…↓↓

【推薦枠】
 普通科 10~40%の範囲で10%ごとに、各学校が決定
 農業、水産に関する学科 50~90% の範囲で10%ごとに、各学校が決定
 その他の学科 30~50%

また、推薦選抜の出願には在籍する中学校長の推薦が必要でしたが、2023年度入学者選抜からは、出願する高等学校の「入学者の受入れに関する方針等」に合うと考える生徒が自己推薦できます。

北海道外からの入学者の受け入れることができる学校の拡大

2023年度からは、北海道外からの入学者を受け入れることができる学校の条件が拡大されます。

■2022年度までの条件
・農業や水産に関する科目を25単位以上履歴できる学校
・離島や地域連携特例校のうち、地域の教育資源を活用した教科・科目等を10単位以上履修できる学校

■2023年度からの条件
・農業や水産に関する科目を25単位以上履歴できる学校
・2学級以下の学校のうち、地域の教育資源を活用した教科・科目等を3単位以上履修できる学校 ※地域が継続的に支援することができる等の条件があります。

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