英語長文の解き方①|全学年/英語

勉強方法

今回のテーマは英語の長文読解。
英語に苦手意識を持っている方は特に、長文読解は大きな壁となっているのではないでしょうか。
全く読めない、解き方がわからないと諦めてしまっている方も多いかもしれません。
しかし、入試や英検などさまざまな試験で長文読解は出題され、配点が高いため、避けて通ることは出来ません。
また、リスニング問題でも比較的長文の会話が出題されることがあります。
これらの問題を解くためにも長文読解力が必要になっていきます。
そして、グローバル化が進み、英語が身近なものになってきている現在、世界の最新のニュースや情報が英語で発信されることも多くなりつつあります。
特に医療や科学などの専門的な分野においては、最先端の情報を得て活躍したい場合には英語の読解力は不可欠なものです。

目次

長文読解において必要なこと

長文読解においては、教科書レベルの単語・熟語、文法の知識が必要不可欠です。
それらの勉強をおざなりにしてしまうと歯が立ちませんが、逆に覚えてしまえば試験でほとんど得点出来ることと思います。
と言ってしまうとこれで話が終わってしまうので、長文読解を解く時のコツをいくつか解説していきたいと思います。

スラッシュリーディング法

長文読解で1番時間がかかってしまう原因が、英語と日本語の語順が違うため、何度も前後を振り返って読んでしまう『返り読み』です。
読むスピードを上げるためには、前から英語の語順のまま日本語に訳していく必要があります。
英文にスラッシュを入れてかたまりごとに訳していけば、語順を変えずに意味を理解することが出来ます。
例えば、
英語:I'll play tennis / with Tomoko / next Sunday.
日本語:私はテニスをするつもりだ/ トモコと/次の日曜日に

スラッシュの位置は感覚で構いません。日本語を前から読んでも、意味は理解出来ると思います。慣れるまでは実際に文章にスラッシュを書いて読み、慣れてきたらスラッシュをイメージしながら読んでみましょう。読むスピードが変わってくるはずです。

わからない単語は立ち止まらず推測する

長文読解で時間がかかる別な原因は、わからない単語や表現で止まってしまうことです。
わからない単語があっても、高得点を取れる傾向にある人はどんどん先を読み進めます。
最初から全ての単語を理解しようとせず、全体の概要と、問題を解くために必要な部分だけわかればOKという感覚で読んでいきましょう。前後の文脈から、『何となくこんな意味かな?』と推測して先に進みましょう。

問題を先に読む

長文を先に読むか、問題を先に読むか…悩むところですが、問題から先に読んでみましょう。
先に問題を読んでおくことで、あとから長文の中の必要な情報だけ集中して読むことが出来ます。要らない情報を読まずに済むので、スピードアップすることが出来るはずです。
ほとんどの問題では、長文で書かれている順番に問題が出題されることが多いため、最初の2〜3問問題を読んでから、長文を読み始めると良いでしょう。

接続詞に注目する

日本語でも英語でも、長文を読む上で接続詞は大きな役割を担います。
接続詞を理解することで文のつながりをスムーズに理解することが出来、文全体の構成を把握しやすくなります。
効率良く長文読解を行うコツの一つは、接続詞に注目することです。
まずは、But、However 、Neverthelessなど逆説の接続詞です。
逆接の後や前に続く文章の意味がわからなくても、片方の意味さえ理解出来れば、もう片方の英文の意味も大体予想が付きます。
次にAnd、So 、Therefore、Thenなど順接の接続詞です。
順接は、そして・だからなど、前の文章が後の文章の原因や理由になっているときに使われていることが多いです。順接は、後ろに続く文章の意味を逆接ほどはっきり予測することは出来ませんが、文章がどういう流れになるのかを知ることは出来るので、逆説と同様とても重要です。

まとめ

いかがでしたか?
長文は、まずは単語・文法の基礎固めをしっかり行って、コツを意識しながら読んでいけば、段々問題を解くスピードがアップします。全く読めない、意味がわからないという方は、まずは焦らず基礎固めからしっかり行っていきましょう。

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こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。