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高校受験に必要な勉強時間の目安は?
中学3年生の高校受験に必要な1日の勉強時間の目安は、志望校の難易度や、勉強を始める時期によって異なります。ここでは、中学3年生になって受験勉強を始めた場合の平均的な勉強時間の目安を紹介します。(※1)
■ 4月~夏休みまで → 1~3時間
■ 夏休み・冬休み → 6~8時間
■ 9月~冬休みまで → 3時間~
■ 入試直前 → 5時間~
夏休み前までの時期は、平日は1日1時間以上、土日や定期テスト前には3時間を目安に勉強しましょう。夏休みは、朝と晩に分け、6時間以上机に向かえるよう頑張りましょう。9月から12月は、平日でも3時間ほどの勉強が必要となります。休日や冬休みは、6時間以上の勉強時間を確保し、入試直前には、毎日5時間以上が目安となります。
高校受験対策に必要な準備とは?
高校受験のためには、事前の準備・対策が重要です。受験に向けて必要な準備について解説します。
♦まずは自分の成績を把握する
高校受験を始める前に、1、2年生の学習内容の理解度など、自分の成績を把握することが非常に重要です。理解できていない部分があれば、そこから勉強をし直す必要があります。特に数学・英語は、基礎部分が理解できていないと、3年生で学ぶ内容は理解できないことが多いです。
♦志望校を決める・試験の傾向を知る
受験のモチベーションを維持させるためにも、志望校を決めることは重要です。進学したい高校の資料を取り寄せ、学校見学などを行ったうえで、自分の成績を考慮し決定しましょう。
志望校を決定したら、試験の傾向を調べ、受験のための対策を練りましょう。
♦受験に向けたスケジュールを立てる
自分が勉強を始める時期から入試までの期間を考慮し、受験のためのスケジュールを立てる必要があります。
1、2年生の学習内容がきちんと理解できていれば、いきなり入試問題から始めてもよいでしょう。理解できていない場合、夏休みが終るまでは、復習に専念し、夏休み明け以降から入試問題に取り組むなど、個人の理解度に合ったスケジュールを立てましょう。
勉強の習慣がない・勉強法が分からないときの始め方
勉強の習慣がない、勉強法が分からないときの勉強の始め方を解説します。
♦時間を決めて毎日机に向かう
最初は「1日30分」などと決め、机に向かうことを習慣づけることから始めましょう。
自宅で勉強する習慣がついていない場合は、長時間勉強をしたり机に向かったりすること自体が難しいです。夕食後、帰宅後など、時間を決めておけば、習慣化しやすくなります。時間が短くても、毎日継続させることが大切です。机に向かう習慣ができた段階で、徐々に時間を長くしていきましょう。
♦学校の宿題・当日の授業の復習を行う
学校の宿題・当日の授業を復習することから始めましょう。勉強をしようと机に向かっても、慣れていないと何から手を付けていいか分からない人は多いです。
授業の復習は、毎日行うことが大切です。必ず毎日復習のための時間を取り、理解できていない箇所は、後日先生に質問することをおすすめします。
高校受験に向けた中学3年生の「時期別」勉強法
高校受験に向けて、中学3年生どのような勉強をすればよいかを時期別に解説します。
♦4~7月(夏休み前まで)
4月から夏休み前にかけては学校行事が多く、最後の部活動の時期とも重なります。部活動に時間を取られ、勉強時間を確保することが難しい時期ですが、勉強する習慣を付けられるように努力しましょう。
この時期は、1、2年生までの内容をしっかりと復習することが大事です。ただし、受験では内申点を上げることも重要なため、定期テスト前には、テスト範囲の試験勉強にしっかり集中しましょう。
♦7~8月(夏休み中)
夏休みは部活動もなくなるので、1日のスケジュールを立てて勉強することが可能となります。毎日机に向かうことが当たり前になるよう習慣づけるとともに、3年生の夏休みまでに習った内容を復習しましょう。
入試問題は、基礎分野を応用・発展させたものです。基礎がしっかり理解できていれば、応用問題も解けるようになります。
♦9~12月(冬休み前まで)
夏休み明けから冬休み前までは、実力テストや校外の模擬試験などを受験する機会が少しずつ増えます。
模擬試験で明らかになった苦手分野を復習するとともに、志望校に合わせた対策なども練り始めましょう。夏休み中に1、2年生の復習が完了していない場合は、引き続き取り組みつつ、国語・理科・社会などの過去問を解き始めましょう。
♦12~2月(冬休み中~入試まで)
冬休みから入試直前までの時期は、過去問演習を中心に行いましょう。
過去問を解く際は、時間を測って解答するなど、本番に近い環境を用意することがポイントです。間違えた問題は何度もやり直して、解き方をしっかり理解しておくことも大事です。
体調を崩しやすい季節なので、朝早く起きて勉強を始め、夜は早く休むなど入試に向けた調整も必要となります。
高校受験のための「教科別」勉強法
高校受験に向けた勉強法について教科ごとに解説します。
♦国語
国語を勉強する際には、漢字や文法といった基礎力をつけておくことが大事です。日ごろから読書する習慣をつけたり、漢字の反復練習をしたりするように心がけましょう。
国語の場合、長文読解問題への多施策が最も重要となります。長文読解問題の解答のためには、読書力を付けた上で、解き方のパターンを理解する必要があります。過去問題集を解きながら、いくつかのパターンを覚えましょう。
♦英語
英語を勉強する際には、英単語や英熟語などを暗記するとともに、文法を理解し、覚えることが大事です。文法問題と長文問題に取り組み、試験問題のパターンに慣れましょう。
志望校によっては、リスニング問題が出る可能性があります。英文に慣れておくことも大事なので、参考書・問題集に付属のCDを聞いておくことをおすすめします。
♦数学
数学を勉強する際には、方程式・因数分解・関数などの計算問題と図形の証明問題などが中心となります。
1年生の内容が理解できていないと、2年生の問題は解くのが難しく、3年生の問題はさらに難しくなります。基礎が理解できていない場合は、1年生の教科書からやり直しましょう。
基本問題をしっかり解けるようになったら、応用問題や志望校の過去問や模擬試験に取り組みましょう。
♦社会
社会を勉強する際には、歴史・地理・公民と幅広い分野の暗記が中心になります。基本的には教科書の内容が暗記できていればよいので、何度も繰り返し読むことをおすすめします。
ある程度勉強が進んだ段階で、志望校の過去問を少なくとも3年分は解きましょう。暗記できていない箇所があれば、再度勉強し直しましょう。
♦理科
理科を勉強する際には、暗記が中心になる分野と計算が中心の分野とがあり、うまくバランスを取る必要があります。
社会と同様、基本的には教科書の内容を理解し、暗記できればよいです。計算問題は、問題の数をこなす必要があるため、過去問題集を繰返し解きましょう。物理・地学・化学・生物と幅広い分野の勉強が必要なので、得意分野でしっかりと点を取りつつ、苦手な分野の克服に努めましょう。
学力に合わせたスケジュール管理と勉強法がカギ!その手助けをしてくれるのは…?
この記事では、高校受験を控えた中学3年生のお子さまのために、受験勉強の目安となる時間数やスケジュール立てのポイント、教科ごとの勉強法などを解説しました。
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