目次
①:「ノートをカラフルに書きたい!」には要注意
「こだわり」には様々な種類がありますが、ここでは私が今まで指導してきた中で出会った、成績が上がらない生徒達に見られる非効率な「こだわり」の中から、代表的なものを2点ご紹介します。
まず1点目は、女の子によく見られる「ノートをカラフルに綺麗に書きたい」という「こだわり」です。
これは一見、良い「こだわり」のように思えますよね。
確かに、ノートを見せてもらうと可愛い字で綺麗に、学校の先生が板書された事を読みやすく書いてあるんです。
そのため、その内容が頭にもきちんと入っているのかと思いきや、内容は全く覚えていない、という子が結構多いんです。
ノートを書きながら理解して覚えていくのではなく、ただ単に「綺麗に書き写す」という【作業】になってしまっているようなんです。これは非常に、もったい事ですよね!
■その対処法とは?
そこでこういう生徒さん達に対しては、こんな言葉をかけます。
「これだけ綺麗に書いてあるのに内容がほとんど頭に入ってないなんて、もったいないよね?」
「これだけ書くの、時間かかったでしょ?提出したノートの綺麗さでは満点がもらえるだろうけど、頭には入ってなかったら、テストで点を取るのは難しいかも」
「どうせなら綺麗に写すだけじゃなくて《なぜ、こうなるんだろう。よくわからないから、後で先生に聞いてみよう!》とか《難しいな。でも先生が黒板に書いたという事は、覚えないといけない事なんだな。頑張って覚えよう!》とか、内容を考えながら書いてみようか!」「そしたら、ちょっとずつでも覚えていけるよ!」
そして「書きながら思った事を、ノートの余白にメモしておこう!そしたら忘れてしまっても、後でそれを見たら思い出せるよね。」と付け加えます。
こう言うと生徒さんは、少しずつでも「綺麗に書くだけでなく、書きながら考え、覚えようとする」事ができるようになり、授業に対する集中力も増してきます。
■それでもダメな場合は?
でも集中して聞いても、理解力が低い生徒達は学校の先生の説明が理解できず、疑問点が残る事も多々あるようです。それで例え質問しに行っても、説明の仕方がわかりにくい先生も結構いるようなんです。
そういう場合も私達、アルファのプロ家庭教師にお任せ下さい。学校の先生の説明がわかりにくくても「そういう事か!もうわかった!できた!」と言ってくれるよう、わかりやすく噛み砕いて説明させていただきます。生徒達にこう言われる度に私達も嬉しくなり、とても遣り甲斐を感じます。
②:初歩的な解き方にこだわってしまう
2点目の「こだわり」は、一度覚えた数学の初歩的な解き方にこだわって、新たに出てくる次の段階の解き方は使わない、というものです。
例えば分配の法則を覚えたら、乗法公式を習っても覚えないで「自分は分配の法則で解く!」という「こだわり」を持つ生徒達に、毎年必ず出会います。
もちろん分配の法則でも初歩の問題は解けますが、問題が難化してくると時間がかかってミスが出やすいですよね。そういう生徒達は大抵、乗法公式がなかなか覚えられないので、諦めて分配の法則で乗りきろうとするようです。
ですが当然、しばらくしたら分配の法則だけでは解けない問題にぶち当たりますよね。そうすると「最初から乗法公式を頑張って覚えてたら、こういう問題もスラスラ解けるようになってたんだよ。」と言わざるを得ない時が来るんです。
■そんな時は?
でも、そんな時でも私達家庭教師は、一人ではなかなか覚えられない公式も、できるだけ早く正確に覚えられるよう、お手伝いをさせていただきます。そして「やった!覚えられた!できた!」という生徒達の声を聞いてまた嬉しくなり、遣り甲斐を感じるのです。
生徒達の「できた!」を増やす為に、私達アルファのプロ家庭教師は日々、遣り甲斐を持って指導させていただいています。
生徒達の「できた!」を増やす事が、私達アルファのプロ家庭教師の喜びです。
勉強のやり方がわからない、頑張ってやってるつもりなのに成績が伸びない、などお悩みの生徒さん、また保護者の方々、どうぞ気軽に会社にお問い合わせ下さいね。
お待ちしています。
こちらの記事の監修者
浅井保(あさい たもつ)
- ・北海道大学文学部卒
- ・家庭教師のアルファ 講師部長
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始し、数多くの生徒への学習指導を経験。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長。