通信制高校の大学進学率
進学率も、通信制高校を検討するにあたり大きなポイントになるかと思います。
文部科学省が行った調査をもとに、通信制高校の大学進学率を比較すると以下のようになります。
■通信制高校卒業者の大学進学率=18%
これを見ると、通信制高校卒業者の大学進学率は、他の学校と比べ低いことがわかります。
しかし通信制高校の場合、公立と私立で大学進学率が20%以上違います。私立の方が、圧倒的に高い進学率なのです。
これは、私立の通信制高校には様々な学習サポート体制が充実していることが要因の一つとして挙げられます。
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通信制高校の進路状況
ここでは、通信制高校の進路状況について、もう少し詳しく見ていきましょう。
以下は、文部科学省が行った調査を元に作成したグラフです。
これを見ると、進路の詳細が分からない生徒が約38%程いることが分かります。
また、通信制高校は中途退学率も高いと言われています。以下の表をご覧ください。
このように、通信制高校では中途退学者や進路不明者が多く出ているのが現状です。
ここまで読むと、「本当に通信制高校に行っても大丈夫かな…」と、不安に思われるかもしれません。
でも、ご安心ください。通信制高校でも、「3年間での確実な卒業」と「堅実な受験対策」を行える手段があります。
それが、通信制サポート校への入学です。
大学進学を目指すなら「通信制サポート校」がお勧め
これまでみてきたように、通信制高校の大学進学率はそう高くありません。
大学進学を目指すのであれば、通信制高校と併用して、「通信制高校サポート校」の利用がお勧めです。
サポート校とは、民間の教育系企業（塾・家庭教師など）が運営しているもので、通信制高校に通う生徒さんをあらゆる面で支えてくれる頼もしい存在です。
サポート校の先生は、普段のレポート作成の補助や、スクーリング管理、メンタルフォローなどを行ってくれます。
ただ1点、注意しなければならないのが、「すべてのサポート校が大学受験に対応しているわけではない」ということです。
どのサポート校でも「通信制高校を確実に卒業するための支援」は行いますが、大学受験レベルの指導力を兼ね備えているサポート校はそう多くありません。
将来、大学への進学を少しでもお考えの方は、間違いなく大学受験に対応しているサポート校に入学された方が良いでしょう。
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