通信制サポート校の学費はどれくらい?

家庭教師について

通信制サポート校とは、通信制高校に通う生徒さんをバックアップする存在です。
「3年間での確実な卒業」ができるよう、レポート指導やスクーリングの管理などを中心に、様々なサポートを行ってくれます。
本記事では、通信制サポート校を利用するにあたり、どのくらいの費用がかかるのかをご説明します。

通信制高校は卒業しにくい?~サポート校の必要性~

まず、通信制高校の状況についてご説明します。
現在、通信制高校の学校数・生徒数はいずれも増加しており、人気は上昇傾向にあるといえます。

一方で、通信制高校には「中途退学率が高い」という問題があります。以下は、文部化科学賞が行った調査を基にしたデータです。

■ 高校全体(全日制・定時制・通信制)の中途退学率=1.4%
■ 公立通信制高校の中途退学率=38%
■ 私立通信制高校の中途退学率=17%

中途退学率がここまで高い原因の一つが、「通信制高校を卒業するためには相応の自己管理能力が必要」という点です。
基本的に通信制高校では、自宅で勉強を進めるため、を自ら学習ペースを管理する必要があります。不明点なども、ある程度は独力で解決するこが求められるのです。
そのような環境下で勉強に挫折してしまい、高校卒業を諦めてしまう生徒が多くなるのは、想像に難くないことかと思います。

そのような状況の改善のため、通信制高校に通う生徒さんを支援するのが、サポート校の役割です。
サポート校では学習面や精神面において、様々なバックアップを行うことで「3年間での通信制高校卒業」を確実なものにしてくれます。
「自己管理能力に自信がない」「ちゃんと勉強についていけるか不安」という方は、サポート校への入学を検討された方が良いでしょう。

通信制高校とサポート校の違いについてはこちら

サポート校の学費


サポート校の支援内容にはかなりのばらつきがあります。それに伴い、学費もサポート校ごとに大きく異なります。
入学初年度にかかる費用としては、

◆入学金:5~20万円
◆授業料:30~70万円
◆施設費・行事運営費等:5~10万

といったものがあり、合計すると年間50~100万円ほどが相場となります。
ただ、この他に通信制高校に在籍するための学費が必要となります。
私立の通信制高校の場合、年間30万円以上の学費が必要なところがほとんどのため、サポート校と併用した際は最低でも年間80万円以上の学費がかかることを想定した方が良いでしょう。

金額面だけみると、「サポート校は入らなくても良いかな…」と思われる方もいるかもしれません。
しかし先述のように、通信制高校は中途退学となる生徒や、進路が決まらない生徒が多いのも事実です。
そのリスクを限りなくゼロに近づけるための対策として考えると、サポート校は金額に見合うだけの支援を行ってくれる場所、と捉えることもできます。

通信制サポート校の役割についてはこちら

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