なぜ小学・中学では義務として学ぶのか|小学生/中学生

こどもの教育 勉強コラム

人は、なぜ学ぶのでしょうか。
特に、小学・中学では義務教育として学校で学ばなければならないのでしょうか。

目次

ヘレン・ケラーが知った「私」という言葉

見ることも聞くことも話すことも出来なかったヘレン・ケラーは、私たちが想像するに及ばない苦しみの中で学び続け、「『私』という言葉を知ったときに、初めて私は自分が誰であるか、何であるかを知ったのです。私という意識が存在することを知ったのです。」と語りました。普段、意識することすらなく何気なく使っている「私」という言葉。その「私」という言葉を知ることにより、ヘレン・ケラーにとって自らの存在の意義を根底から左右させるほどの喜びとなったのです。もし、ヘレン・ケラーが学ぶことを諦めてしまっていたら、これほどまでの喜びに出会うことが出来たでしょうか。そして、世界各地を訪れ障害者の教育や社会福祉の発展のために力を注げたでしょうか。

日本語は世界でも難しい言語

世界で最も難しい言語の一つである日本語。日本語には、漢字・ひらがな・カタカナがあり、同じ事を表現するにも表記にはいろいろなバリエーションが生まれます。そして、日本語は言葉の数がとても豊富です。例えば、「私」を表す表現として英語は「I」のみに対して、日本語は「わたし」「あたし」「ぼく」「おれ」「おいら」「わがはい」「うち」「わし」「おいどん」「せっしゃ」「まろ」「わらわ」・・・などなど数限りないほどあります。食品総合研究所(茨城県つくば市)で、「サクサク」「ふわふわ」など食感に関する言葉を調査したところ、英語77語・ドイツ語105語・中国語144語に対し、なんと日本語は445語もの食感を表現する言葉があるそうです。
私たちが生まれたときは、この日本語を話すことも、聞くことも、読むことも、書くことも出来ませんでした。それから毎日毎日「日本語を勉強している」と意識することなく学び続けたからこそ、今では、友達とおしゃべりをしたり冗談を言い合ったり、大好きなゲームの攻略本を一生懸命読んだり、TVを見て笑ったり・・・生活には何ら支障なく、この世界で最も難しい言語の一つである日本語を話し、聞き、読み、書くことが出来ます。もし日本語を学ぶことを諦めてしまっていたら、今ある喜びには出会えなかったはずです。

生きることそのものが学び

飢餓で苦しむアフリカの子どもたちが、日本の義務教育を受けることが出来たならば、彼らは計り知れない喜びと幸福感を味わうことでしょう。皆さんが、嫌だなぁ、やりたくないなぁと思っている勉強にさえ喜びと幸福感に満たされると思います。
生まれて、いつかはこの身体を大地に返さなければならない時がやってきます。これは、まぎれもない事実です。
たった一度きりのこの人生。生きることそのものが、大いなる学びなのかもしれません。
大いに学び、心豊かに喜びに満ちあふれますよう心から願ってやみません。

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