書きのスピード違反|小学生/中学生

勉強コラム 勉強方法

たまに保護者様に「字を綺麗に書くように言ってほしい」と言われる時があります。

目次

スピード違反は間違えのもと!

たしかに、字の綺麗さはその文字を書いているときの状況をよく表しています。
同じ生徒でも、テスト形式の宿題の丸付けをする時に字が綺麗に書いてあると、
「今日は正解が多そうだな。」と思いますし、
字が乱雑だと「間違いやミスが多いんだろうな」と丸付け前に憂鬱になってしまいます。

字が乱雑になるのは、急いで書いているから。
テストの時は時間も気にかけなければなりませんし、面倒な宿題を「早く片付けたい」と思う気持ちはわかります。だけど、少し待ってください。
自分が数学で書いたマイナスを見落としたり、2x3が8になってしまうその速度は、『スピード違反』です。

綺麗な字と丁寧な字

字は綺麗に書こうね…と言ってもいきなり綺麗な字はなかなか書けません。
そこで私はよくこう生徒に言っています。「綺麗な字を書くことは無理でも、丁寧に字を書くことはできるよね」と。
綺麗、汚いは技術的な面もあるので、できないかもしれません。しかし、丁寧に書くかどうかは心がけなので、丁寧に書こうという気持ちがあればできるはずです。
丁寧に字を書くことで、数学の途中式を書くスピードが少しでも緩めば、ミスも減ってくると思います。
車の運転も、数学の途中式も安全運転でいきたいですね。

大切なのはバランス

これまでのお話を聞いて、一字一句とても丁寧に時間をかけて書いてくれる生徒もいるかもしれません。
字を丁寧に書いてくれるのは嬉しいのですが、そのため問題を解くのに時間がかかりすぎてしまう→結果疲れてしまう。
それでは問題ですよね。
そこで大事なのは、「ミスしない安全な速度の中で、できるだけ速く書く」という丁寧さと速さのバランスが一番いいところを狙ってほしいのです。
例えば、朝寝坊して学校に遅刻しそうという時。もちろん急ぎますよね、でも交差点を車の確認をせずに飛び出したりしませんよね?
最低限の安全確認はしつつ、学校への道を急ぐと思います。
字の書く速さも同じで、「自分の書いた文字を見間違えない、見落とさない」という最低限の安全を守った速さの中で文字を書くことを意識してみましょう。

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