目次
①短期間に教える
例えば、漢字練習をする時にひたすら書いて覚えませんか?同じ文字をひたすら十回ずつ書くとか…昔私もさせられた記憶があります。
でも、頑張って書いても結局読み方がわからなかったり、すぐ頭から抜けていったり。今までの労力はなんだったの?と悲しくなりますよね。
少し方法を変えてみましょう。読み方を覚えてから書く。それだけです。読めるようになってから書く練習をした方が読み・書き両方身に付きやすいです。
書くことで満足して、勉強した気になり、いざ確かめてみると全然わからない…ということはよくありますよね。書くことから離れて、読んでみる、じっと見る…聴覚・視覚も使って五感で勉強するようなイメージでやってみましょう。
もう一つ大事なことは時間を決めて行うことです。
例えば、制限時間を5分と決めて覚えるための時間を作り、すぐにテストをして覚えられたかどうかを確認します。
そうすることで、ゲーム感覚で覚えることが出来ますし、ただひたすら書くよりも勉強に集中していますので、書いて覚えるのに比べて断然早く覚えられることを実感することが出来ると思います。
早く覚えられれば、当然やる気も上がり勉強もはかどります。結果も徐々に現れてくるでしょう。
②正しく解く
次に効率良く成果が出やすい解き方を考えてみましょう。
★ポイント①:まずは何も見ずに解く
これはどこがわかっていて、どこがわかっていないかを把握するためです。初めから教科書や参考書を片手に勉強すると、それが出来ません。
ただその際によくやってしまうのが「何でこんな問題も出来ないの!」と怒ってしまうこと。
これをやってしまうと「ちゃんと覚えてから問題を解く」という効率の悪い勉強法をすることになってしまいます。
はじめは出来ないのが当然。最終的に解けるようになれば良いのです。
そのことをまずは親が理解して、子供が安心して問題にチャレンジすることが出来るようにしてあげましょう。こちらが焦らないことです。
★ポイント②:1ページずつ答え合わせをする
数ページ分をまとめて解いて、後で答え合わせ…ではなく、1ページずつ「解く」→「答え合わせ」をするようにしてみましょう。
わかったところとわからないところをこまめにチェックした方が効率がいいですし、何よりやる気が持続しやくなります。
沢山のページをまとめてやると、その分間違いも多くなります。
そうすると解き直すのが面倒になってしまいますし、何ページかやった頃には最初にやったページで何をやったか、どうしてそのような解答をしたか忘れてしまっています。
そうならないように、1ページ解いたらすぐに答え合わせをするのがおすすめです。
★ポイント③:解けなかった問題に印を付けておく
解けなかった問題は後から解き直して理解することが大事です。
そのためにも、どの問題ができなかったかを後でわかるようにしておくことが大切です。
また、同じ問題を何回も間違うことがあるので、1回目に間違ったときと2回目に間違ったときとで違う色を使って印を付けるなどのルールを決めておくとよいでしょう。
これで何が出来ないのかが明確になるはずです。
★ポイント④:解けなかった問題をくり返し解くこと
出来ることを繰り返しても意味がありません。出来ないことを出来るように、解けなかった問題を解けるまで繰り返すのが大切です。
勉強が苦手な子供の多くは出来なかった問題をそのままにしてしまっています。
これだといつまでたっても「出来ないものは出来ないまま」となってしまいます。
またよ、くやってしまいがちなのが、色んな問題集を中途半端に手を出してしまうことです。
これも「出来ない問題は出来ないまま」となりがちで、なかなか完璧に解けるようにはなりません。
それよりも,1冊の問題集を全部解けるまで繰り返す方が、良い学習効果を期待できます。
③質問出来る環境を整える
子供が大きくなるにつれ、わからない問題の解き方を親が教えるのが難しくなります。
それは単純に内容が難しくなってくることや、思春期にさしかかり親への反抗が見られること等様々な要因があると思います。
まずは子供が教科書や参考書を使って調べるという習慣を身に付けられるよう支援しましょう。
子供自身で調べる習慣を付けることが大切です。
その上で,どうしてもわからない時に誰かに聞くことが出来る環境がとても大切です。
1人でやれることには限りがあります。
その時に周りの人の力を借りることが出来るかどうかで成果も変わってきます。
そのためには、まず子供自身が「質問しても良いんだ」がと思えるように接してあげることが大切です。
子供は、勉強に行き詰まった時「こんなことを聞いたら怒られるかな?」等色々なことを考えて質問が出来なかったりします。
そんな中勇気を出して子供が質問をしてきたら「いい質問だね!」「頑張ってるね!」等、質問することを肯定するようにしましょう。
そうすることで、学校の先生にも質問をしやすくなり、勉強につまずいても、勉強嫌いにならずに,誰かに頼ることで立て直すことができます。
小学生の勉強には家庭教師がオススメ
小学生のお子様にとって、家庭教師をつけることは効率的な成績アップにつながります。
一人ひとりの状況に合わせて1対1で指導するので、周りの目を気にせずに質問が出来ます。
もちろん家庭教師を活用することで、質問が出来るだけでなく、正しく覚えること、正しく解くことも身に付きやすくなります。
子供の勉強を親だけでみるのは大変だなぁと感じる親御さんは、ぜひ家庭教師のアルファにご相談ください。
「教育を通じて、社会のできたを増やす」をミッションとするアルファでは、普段の成績アップから、勉強嫌い克服、中学受験対策まで、あらゆる勉強の困りごとを解決できます。
また、発達障害・学習障害を持つお子さまの指導実績も豊富です。
経験豊富な社会人のプロ家庭教師が指導を行うため、保護者様が抱えるお悩みにも対応いたします。
お子さまの勉強・教育に関するお悩みは、ぜひ一度アルファにご相談ください。
こちらの記事の監修者
浅井保(あさい たもつ)
- ・北海道大学文学部卒
- ・家庭教師のアルファ 講師部長
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始し、数多くの生徒への学習指導を経験。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長。