大学受験には、家庭教師がおすすめ(2)|高校生

家庭教師について

大学受験には、家庭教師がおすすめ(1)では、大学受験において家庭教師がおすすな理由と、家庭教師の業態ごとのメリット・デメリット等を紹介しました。続いては、家庭教師と予備校・集団塾、それぞれの特徴と比較ポイントをご紹介いたします。

目次

家庭教師と塾、それぞれおすすめの理由

塾では集団の中で学べ、自宅でも頑張れることのできるお子様がおすすめです。また、自宅での学習習慣のないお子様(塾に行ったときにした勉強しない)や、自力では理解できない問題が多いなどといったお子様には家庭教師がおすすめです。

集団塾(予備校や学習塾)と家庭教師の特徴

集団塾では、競争心を持たせて力のある講師により生徒さんのやる気をださせます。講師は、生徒にとって憧れであり「ヒーロー」です。講師一人の力で40人50人といった生徒の潜在能力を引き出します。
家庭教師は、個人の性格 その日のやる気 その生徒さんのライフスタイルなどあらゆることを生徒さんに「合わす」ことができます。また、移動する必要がないので時間の短縮になります。家庭教師も集団塾の講師同様その生徒さんにとっての「カリスマ」「ヒーロー」である必要があります。

フォロー体制について

予備校には、チューターという進路や、学習方法などに相談にのることが専門の職種が存在するケースがあります。集団塾では、授業終了後に、講師のデスク近くでその日の授業の疑問点に応えるなどの体制をとっています。
家庭教師は、授業面は一人を教えていますので基本的にはその日の授業の疑問点はその日の授業で解消できます。保護者とも授業後に、授業内容や理解度を伝達し保護者様側の不安点にも応えることが出来ます。

先生とのコミュニケーションについて

集団塾や、予備校では生徒さんは限られた時間(授業前後)しか先生とコミュニケーションをとることが出来ません。一部の塾では、生徒さんの通塾時 帰宅時に校舎を出て玄関で声掛けをするところもあります。家庭教師では、授業そのものがコミュニケーションです。講師は生徒さんを知り、生徒は講師を授業を通して知るのです。また、保護者とのコミュニケーションは圧倒的に家庭教師のほうが時間を持てます。塾や予備校の講師の仕事は、授業をする以外のいわゆる「業務」という仕事があります。保護者とのコミュニケーションの場は、進学説明会 進路面談などに限られます。

授業の進行速度について

予備校や塾は、学力別のクラス編成にしてそのクラスのレベルに合わせて授業を進めます。しかし、それでも生徒さんによって問題を解くスピード 理解の速度に差が出ます。予備校や塾の授業速度はそのクラスの「最大公約数」と思われる生徒さんたちを基準にして進めます。
家庭教師では、その生徒さんによって進行速度は変わります。一つのことを説明するにしても、生徒さんが10人いれば10通りの時間配分 授業内容があります。

授業を受ける環境

集団塾 予備校には、自習室があります。一人一人のブースがあり、仕切りもあります。ただ、どうしても友達同士で学習を進めていると授業に関係ない話のほうに夢中になるケースがあります。ただし、そのようなことを防ぐために自習室専門に講師を配置して、快適な学習空間を維持している集団塾 予備校もあります。
家庭教師の場合、友達はいません。従って授業に集中するほかはありません。また、保護者様もいらっしゃるので多少学習に気が進まない日も頑張って学習に取り組むことになります。

家庭教師と個別指導塾の特徴を比較

今度は、家庭教師と形態が似ている個別指導塾と家庭教師を比較していきます。

◆保護者と先生とのコミュニケーションについて
個別指導塾は、教室長が保護者とのコミュニケーションを様々な形で取ります。例えば、ご家庭への月1回の生徒さんの授業態度 状況などの報告電話また、進路指導 進路説明会などを集団塾同様行います。ただ、個別指導塾も授業以外の仕事「業務」があります。従って、なかなか保護者とのコミュニケーションをとる時間を確保できないのが現状です。

◆生徒と先生との関係について
個別指導塾の先生は、ほぼ学生です。従って生徒さんと年齢も近く生徒さんは先生と話も合い、親しみを覚えることも多いと思います。ただ、親しみが進むと生徒と先生というお互いの立場をお互いが忘れがちになります。これでは、本来の目的である成績向上がおろそかになってしまいます。

◆勉強する環境について
個別指導塾では、ほとんどの場合1対2 1対3宜しくない場合は1対4という授業形式をとっている塾もあります。塾側としては「利益」を出したいので可能な限り多くの生徒さんを教えることを進めようとします。しかし、これは本末転倒です。利益をもとめて、1対4などという授業をすれば、当然一人の生徒さんへのサービスは劣化します。そうなれば、生徒の足は遠のき利益は出ません。
個別指導塾を選ぶ際には、この生徒一人に対して完全1対1なのか。また、1対2 1対3さらに1対4などということがあるかどうかということを確認する必要があります。

【指導料金について】家庭教師の料金相場 VS 塾の料金相場

◆月々の料金
●個別指導塾(1対2~3)(週1回1教科指導)→35,000円前後
●集団塾(大手)(週3回3教科指導)→35,000~45,000円前後
●個人契約の家庭教師(週1回1教科指導)→20,000~40,000円前後

◆教師の研修制度
●個別指導塾(1対2~3)(週1回1教科指導)→あり
●集団塾(大手)(週3回3教科指導)→あり
●個人契約の家庭教師(週1回1教科指導)→なし

◆入会金や教材費
●個別指導塾(1対2~3)(週1回1教科指導)●集団塾(大手)(週3回3教科指導)
→あり。強制参加の夏・冬講習も多く、追加でお金がかかる
●個人契約の家庭教師(週1回1教科指導)→入会金は基本なし。教材は市販品を使うことが多い。

【指導料金について】家庭教師派遣会社別 費用徹底比較

◆学生講師とプロ講師の料金の違い
●A社●B社●C社
→プロを頼むと料金が上がる
●学生家庭教師会→学生、プロでも同じ料金

◆指導用テキスト
●A社→無し(地域により有)
●B社→完備
●C社→使用選択型
●学生家庭教師会→完備

◆テキストにかかる費用
●A社→プラットフォーム費がかかる
●B社→年間39,000円~75,000円
●C社→3,000円~
●学生家庭教師会→0円

◆教師の研修制度
●A社→あり
●B社→なし
●C社→なし
●学生家庭教師会→あり

◆月謝以外の料金
●A社→・入会金・管理費・交通費・プラットフォーム費
●B社→・入会金・管理費・交通費・テキスト代
●C社→・入会金・教師研修費・交通費・テキスト代
●学生家庭教師会→・入会金※キャンペーン有・交通費

一般的に科目数や週あたりの回数で比較すると、家庭教師は集団塾の2~3倍の料金がかかる傾向にあります。
また、内容やカリキュラムによっても料金に差が出てきます。特に大学受験対策の場合は高校受験対策よりも料金が高めに設定されている傾向にあります。入会金や教材費は個人契約の家庭教師でない限りかかるところがほとんどなので、口コミや合格実績などで気になったところがあれば、各社のホームページや資料請求、無料体験などで確認しておくことをおすすめします。安ければいい、高ければいいというわけではありません。選び方が重要になってきます。

生徒さんのやる気の引き出し方が大切

ここまで、家庭教師と集団塾(予備校含む) 個別指導塾を紹介してきました。大事なことは、その生徒さんの能力・目標 ライフスタイル 性格にあったものを選ぶことだと思います。そして、生徒のやる気(これが一番大事です。)を引き出せるコンテンツを選ぶことだと思います。

大学受験には、家庭教師がおすすめ(1)を読む

こちらの記事を読まれたお子さまへ
もしも勉強のことでお困りなら、親御さんに『アルファ』を紹介してみよう!


「勉強のやり方が分からない!」
「何から始めれば良いの??」
「前回のテストの点数、ちょっとやばかったな…」

そんなことでお困りではありませんか?
『家庭教師のアルファ』なら、あなたにピッタリの家庭教師がマンツーマンで勉強を教えてくれるので、
どんなに今の学力や成績に自信がなくても、着実に力を付けていくことがでいます!

もしも今、ちょっとでも家庭教師に興味があれば、ぜひ親御さんへ『家庭教師のアルファ』を紹介してみてください!
下のボタンから、アルファの紹介ページをLINEで共有できます!



無料体験・資料請求はこちらから

無料体験無料体験
資料請求資料請求

こちらの記事の監修者

 浅井保(あさい たもつ)
・北海道大学文学部卒
・家庭教師のアルファ 講師部長
・山手中央高等学院 学院長

 
2008年に『家庭教師のアルファ』のプロ家庭教師として活動開始。
現在、株式会社アルファコーポレーション講師部部長、および同社の運営する通信制サポート校・山手中央高等学院の学院長を兼務しながら講師として指導にも従事。