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大学受験で家庭教師がおすすめな理由
経験豊富なプロの家庭教師であれば、自分がどういった所でつまずいているのかをすぐに判断し、的確な指導がもらえる可能性が高いからです。
指導の方針が定まっていて、万が一先生との相性が悪い場合も代わりの人を探してくれる、先生が休みの時や都合が悪くなって辞める際にも代わりの人を見つけてくれるという大きな利点があります。
家庭学習の習慣がつく
大学受験に向けての自宅での学習時間は必須です。
その時、家庭教師が学習習慣・学習計画作成のサポートをします。生徒さんにとって勉強習慣をつけることは大事です。
夏休み以降、受験までのあいだ、半年以上受験勉強が続きます。しかし、実際のところ、この時期に毎日勉強すると習慣を持った方はほとんどいません。
そこで、この夏休みの間は勉強習慣をつけるチャンスです。ダラダラしてしまいがちな夏休みですが、しっかりとスケジュールを立てて、毎日の生活の中に勉強する時間を組み込んでいきます。なかなか自宅では勉強できない、という方は積極的に図書館などを利用しましょう。
この時期に勉強習慣をつけられるかどうかは今後を大きく左右します。正直なところ、まだこの時期はまわりの雰囲気も受験モードになっていません。
しかし、冬以降は雰囲気が一気に変わり、ここで初めて「危機感」を感じるようになります。このとき、危機感を感じていたとしても、勉強習慣のない子は1日1〜2時間の勉強で「もう限界・・・」となってしまいます。これでは勉強習慣のある子に差をつけられてしまいます。
この時期は気分が乗らなくてもとにかく机に向かって、自分のからだに勉強する習慣を染みこませていきましょう。
自分のレベルや理解度に合わせての学習が可能
家庭教師の利点は、塾と違いカリキュラムや学習習慣がないので、レベルや理解度など自分のペースに合わせて、大学受験に向けての学習ができることにあります。
塾は大勢の生徒さんと一緒に学習を進める環境です。
そのため、自分のレベルの学習ができないことも多々あります。]
でも、マンツーマンでの家庭教師との学習は、自分が苦手な科目や理解できない部分を分かるまでしっかり教えてもらうことができます。自分のレベルや苦手克服を重視した学習ができるので、より効率良く学習を進めることが可能です。
時間や場所の自由度が高い
また、自宅の自分のお部屋が学習スペースになるので、わざわざ時間をかけて塾に通う必要もありませんので、時間を有効的に使った学習を実現できます。
周りのレベルに合わせることなく、自分のペースで学習できる家庭教師は、志望校受験を控える学生さんたちの心強い教育の形だと思うので、塾での学習が自分に合わないと感じている人は、依頼してみると良いでしょう。
最近の家庭教師会社は「家庭教師のオンライン指導」というものもあり、生徒さんの生活スケジュールによりあった指導を提供しています。
生徒も保護者も先生とのコミュニケーションが取りやすい
警戒心を持っている生徒と打ち解けるためには、家庭教師から生徒との壁を壊す必要があります。生徒の性格も理解出来るトークスキルがあります。ちょっとした一言で少しずつ壁を壊すことができるのです。それによって相手側に主導権があるような感覚を持たせる効果があります。生徒の警戒心はかなり弱まり、生徒との距離も縮まるでしょう。
また、勉強面以外のコミュニケーションを取ることも重要になってきます。例えば、学校や部活・習い事のことを聞いたり、どんなことが好きなのかを聞くことで生徒の性格などを知ることができます。保護者への対応も親切かつ丁寧に対応出来ます。保護者様の気持ちを尊重し、保護者が自分に何を求めているのかを把握することが出来ます。
家庭教師を選ぶ際の注意点
家庭教師は、一般的に料金が高めであるといわれています。また、指導歴の浅い講師に当たってしまうこともあるので注意が必要です。
そのような指導歴の浅い講師を研修するカリキュラムが確立されていな場合もあります。不幸にも相性が合わない講師に当たってしまい、成績を左右してしまうこともあります。プロの信頼できる家庭教師、場合によっては講師の変更が可能な紹介所に依頼することもあります。
学生かプロか
学生講師は何といっても年が近いので、親しみやすさが違います。自分と年が近いのに、その人が自分より大人だと感じるときは、すごく良い刺激となります。良い先輩が近くにいると勉強でも、それ以外でもモチベーションはあがります。また、年が近いということは、より生徒目線で見てくれます。勉強以外のことの悩みもわかってくれるはずです。
先生が乗り越えてきた最新の体験談を聞ける!学生であると受験や定期テストの対策をしてきたのは直前のことになり、自分の実体験をもとに実践的に生徒に教えることができるのです。実際に試験の当日の朝は何を食べたとか、直前に何を勉強した、など様々なことが聞けます。一番自分の得になることは、失敗談も聞けることです。人は、必ず失敗をします。二度と同じ失敗をしないようにするのが、大切ですが、他人から情報を聞いておくと、失敗する確率も低くなります。最後に、授業料が安いです。
一方、プロ家庭教師は、指導歴が長く、受験情報に精通している点が違います。学生であるとアルバイトで初めて教えるなど、その生徒にあった教科の教え方は難しいです。
しかし、長年経験してきたプロ家庭教師であると、生徒にあった最適な指導をすることができます。どうやって教えたらわかりやすく、生徒の成績が伸びるのかを知っているからです。
プロ家庭教師は、成績向上・志望校合格の道を示してくれます。生徒の成績向上・志望校合格の道を、最短ルートで示してくれます。志望校や定期テストの問題を分析して、点数が取れる順番に勉強法を教えてくれます。
その生徒の目標にあった教科数ごとの時間の使い方や宿題の活用の仕方のプランを、目標を達成できるように示してくれるのです。生徒のメンタルもサポートします。プロ家庭教師は、生徒の成績が伸びなくなる原因もしっています。そのほとんどは、メンタル面によるものです。生徒の言い分や悩みもきちんと聞いて、成績向上へと導いてくれるでしょう。
家庭教師は、紹介所か個人契約か
◆紹介所
体験授業が受けられる紹介所では事前に無料体験を実施しているところが多いため、契約前に家庭教師の質や学習への取り組み方を確認することが可能です。家庭教師の変更ができる派遣された家庭教師の先生と子どもの相性が悪かったときには、先生を交代できるシステムのところが多いです。常に充分な人材が確保されている紹介所なら、理想的な先生が見つかる可能性も高いです。
契約が明確でトラブルが起こりにくいほとんどの紹介所では契約書によって、契約内容を明確化しています。そのため途中解約や料金の支払いなどについても契約書通りに実行されるので、トラブルになりにくいメリットがあります。
・紹介所のデメリット
費用が高め事務本部の運営が不可欠なため、個人契約と比較すると費用が高いのが一般的です。教材を高額で販売する家庭教師センターもあるので、注意してください。
◆個人契約
「個人契約」の家庭教師は先生自身がホームページで宣伝活動を行っています。紹介所とのいちばんの違いは、契約が家庭教師個人と家庭の間で行われることです。プロとして独立している家庭教師から、学生アルバイトまでさまざまな先生がいます。
・個人契約の場合のメリット
料金が安い紹介所などの組織の運営を必要としないため、料金が安い設定になっているのが一般的です。
先生を特定できる紹介所では誰が派遣されてくるか解らないのに比較して、個人契約では良い家庭教師を探し出して本人と契約することができます。独立開業している個人家庭教師を名指しでお願いしたい場合には良いですね。
・個人契約の場合のデメリット
事前に体験できない・選べない個人のため、契約が成立していない状態での体験授業はしてくれません。
相性が悪くても交代できないいったん契約してしまうと、後から子どもとの相性が悪かったとしても交代することができません。別の家庭教師を頼むためには契約を解除して、また別の家庭教師と契約し直す必要があります。トラブルが起こりやすい個人契約では契約書を作らない例も多いようです。そのため料金の取り決めや途中解約の対処法などがあいまいで、トラブルに発展することも多いようですね。
続いては、家庭教師と予備校・集団塾の特徴や比較点などをご紹介いたします。
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