目次
時間管理がカギ
まずは時間管理が大事です。時間をうまく使うために、以下のポイントを意識してみてください。
■スケジュールを作る
1日の予定を立てて、部活や勉強の時間をしっかり確保しましょう。特に、部活が終わった後の時間をどう使うかがポイントです。
部活が終わって、家に帰って、夕飯を食べて、入浴して、寝る…というサイクルを繰り返している人も多いと思います。
でもそのスキマに、勉強に充てられる時間は必ずあるはずです。
例えば、夕食から入浴までの間に、テレビを見たりしている時間はありませんか?
入浴から睡眠までの間に、ゲームをしたりスマホをいじっている時間はありませんか?
その全ての時間を勉強に…とは言いません。部活で疲れてますもんね。
ただ、1日30分程度であれば勉強の時間を作れるはずです。
1日30分でも、それを習慣化していけば、必ず成績は伸びます。
■優先順位をつける
何を先にやるべきかを考えて、重要なことから取り組むようにしましょう。ポイントは、「自分の得意な科目を伸ばすことから始める」です。
「え、苦手を克服するところからじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、部活で疲れ切っているときに、自分の苦手な教科の勉強を始めると、すぐイヤになってやらなくなってしまいますよね。
「この科目なら得意だし、疲れてる時でもちょっとなら勉強しても良いかな」
と思えるところから始めることが、結果的に効率よく全体の成績を上げることに繋がります。
■スキマ時間を活用する
通学中や休み時間など、ちょっとした時間を使って単語を覚えたり、問題を解いたりすることで、勉強時間を増やせます。
部活をやっている人はただでさえ忙しい毎日を送っています。そのため、いかにスキマ時間で勉強できるかがカギになってきます。
特に休み時間には、その前の授業の復習を少しでもやっておくことがポイント。
授業間の10分の休み時間の場合、そのうちの3分でも大丈夫。50分の昼休みのうち、5~10分程度でもOKです。
それを毎日繰り返すと、いざテスト前勉強となった時、前提の理解度が全然違うことに気付くはずです。
効率的な勉強法
部活と勉強を両立させるには、効率的な勉強法を取り入れるのがカギです。
■短い時間で集中的に取り組む
長時間連続で勉強するのは大変なので、適度に時間を区切りながら取り組むのが集中力を持続するコツです。
例えば「ポモドーロ・テクニック」というものがあります。これは25分の作業(勉強)と、5分間の休憩を交互に繰り返すというものです。
具体的な手順は以下の通りです。
1:タイマーで25分を設定する
2:タイマーが鳴るまで勉強に集中する
3:タイマーが鳴ったら5分間休憩する
4:ステップ1~3を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分~30分)
人間の集中力はそれほど長くは持続しないため、このような手法を使って勉強時間を上手く区切りながら取り組むことをオススメします。
■音読を取り入れる
部活の後で疲れているときでも、音読をすることで脳が活性化します。
好きな音楽を聴きながら机の前に座るだけでも、モチベーションが高まり、勉強する意欲がわいてくるでしょう。
また、英語の勉強として音楽を取り入れるのもオススメです。アルファでは、英語の勉強になる曲をいくつかご紹介しています。
英語の勉強に役立つ曲はこちら!
■好きな科目から始める
苦手な科目に取り組んで、勉強が全然進まずスグに嫌になってしまった…という経験はありませんか?
勉強を始めるときは、まずは自分の好きな科目や得意な科目から取り組むと、やる気が出やすいです。
もちろん、苦手科目は全くやらなくて良い…というわけではありません。
得意科目で勢いをつけてから、徐々に苦手の克服にもチャレンジしていきましょう。
モチベーションを保つためには
部活と勉強を両立させるためには、モチベーションを保つことも大切です。
■具体的な目標を設定する
短期的で、且つ具体的な目標を立ててみましょう。それを少しずつ達成していくことでモチベーションが維持しやすくなります。
例えば「今日は英単語を3つだけ覚える」とか、「数学の解き方を1つだけマスターする」など、1日でも達成しやすい目標を立ててみましょう。
それを毎日繰り返していると、何もしていない人と比べ、いつの間にか大きな差がついています。
それが結果として現れると、さらなるモチベーションへと繋がります。
■目標をみんなに話す
目標を友達や家族に話してみてください。そうすると、自分へのプレッシャーになりますよね。
適度なプレッシャーをわざと自分にかけるのは、モチベーションを維持する1つのコツです。
ただし、最初からものすごく大きな目標を言うのは避けた方が良いです。もちろん大きな目標を持つことは良いことですが、あまりにも現状からかけ離れた目標を周囲に言うと、自分へのプレッシャーが大きくなりすぎてしまいます。
まずは現実的に達成可能な目標をたて、それを達成したら、もう少し上の目標を立てる。これを繰り返していくことをオススメします。
■仲間と協力する
部活の仲間とお互いに励まし合いながら勉強することで、モチベーションを高め合えます。
例えば、勉強の進捗をシェアするのも良い方法でしょう。
テスト前などは、友達と勉強会を開くのも大きな効果を期待できます。苦手箇所をお互い教えあったり、友達の頑張っている姿を見ながら勉強すると、自然と自分も頑張ろうと思えてきます。
学校生活を工夫する
学校生活の中でも、ちょっとした工夫で勉強の効率を上げることができます。
■授業を大切にする
当然ですが、授業中にしっかり集中して、先生の話をよく聞くことで理解が深まり、家での勉強が楽になります。
また、定期テストは学校の授業でやったところが範囲となります。先生がよく「ここテストに出るよ」と言ってくれることもあるかと思いますので、そこは絶対に聞き逃さないようにしましょう。
ノートを取る時は、後で自分が復習しやすいよう、わかりやすくまとめておきましょう。必ずしも先生が黒板に書いたとおりに書く必要はありません。
自分なりのポイントをまとめ、特に重要なところはマーカーを引いたり、別箇所に要約を書いておくなどしてまとめておきましょう。
■休み時間を活用する
これは先ほども触れたことですが、学校にいる間も自由な時間は割と多いものです。
もちろん休み時間の多くは休憩に充てて問題ありませんが、そのうちの少しでも授業の予習・復習に充てると、勉強の効率が全然違ってきます。
授業間の10分間の休み時間や、50分程度ある昼休みのうち、1~2割程度でも勉強の時間にまわすことで、知識の定着度が格段に変わります。
休息とリフレッシュを忘れずに
部活と勉強を両立させるには、適度な休息とリフレッシュも必要です。
■十分な睡眠をとる
睡眠不足は集中力を下げてしまいます。
特に最近はスマホに夢中になって、遅くまで起きている学生も増えているようです。
睡眠は勉強だけでなく、全ての日常生活の「質」に深く関係しています。毎晩しっかり、最低でも7時間は寝ることを心がけましょう。
試験前や部活の大事なイベント前は、特に睡眠・休息を大切に。
■リフレッシュタイムを設ける
勉強の合間に短いリフレッシュの時間を作ることで、ストレスを減らし、集中力を保てます。
音楽を聴いたり、コーヒーを飲んだりしながら気持ちをリフレッシュしましょう。
ただし、このリフレッシュタイムの間にスマホを触らないように注意しましょう。スマホを触るとついつい動画を見たりゲームを始めたりして休憩時間が延びてしまい、あまり勉強できなかった…ということがよく起こります。
あくまでも勉強にすぐ戻れる状態を保ちながら休憩するのがポイントです。
サポートを頼る
一人で両立するのが難しいと感じたら、周りのサポートを頼るのも大事です。
■家族や先生に相談する
家族や先生にアドバイスをもらうことで、効率的な勉強法や時間管理の方法を学べます。
可能であれば、家庭内で勉強に集中しやすい環境を整えるもらうことも大切です。
■塾や家庭教師を利用する
自分で勉強のペースを作るのが難しいときは、塾や家庭教師を活用してみてください。
定期的な授業で勉強のリズムを作りやすくなります。
特に家庭教師のアルファのプロ家庭教師は、自宅学習のコツを知り尽くしています。
毎日の細かい学習計画を立て、どうすれば成績が上がるかをプランニングしてくれます。
まとめ
部活と勉強を両立させるためには、時間管理や効率的な勉強法、モチベーションの維持、学校生活の工夫、適度な休息、そして周囲のサポートが必要です。
これらのポイントを意識して実践すれば、両立は十分に可能です。自分の目標を明確にして、計画的に行動することで、充実した学校生活を楽しんでくださいね!