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2024年度神奈川県公立高校入試制度はどう変わるのか
2024年度神奈川県公立高校入試制度の大きな変更点は以下2点となります。
(1)2023年度まで共通選抜・定通分割選抜の「共通の検査」に含まれていた面接が、2024年度の入試から特色検査に移行となる。
(2)共通選抜の第2次選考では「主体的に学習に取り組む態度」の評価が活用される。
これら2点について、具体的にどのように変更になるのか、変更されることでどんなことに気を付けたらよいのかを確認していきましょう。
面接が特色検査に移行することによって面接を実施しない学校がある?
面接はこれまで、共通選抜・定通分割選抜の「共通の検査」に含まれており、ほとんどの選抜において必須となっていました。
しかし、面接が特色検査に移行することによって特色検査の項目を面接にしている学校以外では実施されないことになります。
ただし、クリエイティブスクールと特別募集(海外帰国生徒特別募集、在県外国人等特別募集、インクルーシブ教育実践推進校特別募集)は面接が必須となっています。
特色検査で実施される項目について
特色検査は各校の入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)に基づき、「実技検査」または「自己表現検査」または「面接」が実施されます。
クリエイティブスクールはこれまで通り面接が必須となっており、「面接+自己表現」など複数実施されます。
ご自身の志望校で特色検査が実施されるのかどうか、実施される場合は何の項目が実施されるのか、しっかり事前に確認しておく必要があります。
共通選抜の第2次選考では「主体的に学習に取り組む態度」の評価が活用される
共通選抜の第2次選考では、実施した検査と中学3年時の各教科における「主体的に学習に取り組む態度」の評価を用いて選考されます。
「主体的に学習に取り組む態度」の評価については、
知識及び技能を獲得したり、思考力、判断力、表現力等を身に付けたりすることに向けて
・粘り強く取り組もうとしているかどうか
・自らの学習を調整して学ぼうとしているかどうか
といった、学習に対する前向きな意志が重要視されています。
まとめ
以上が2024年度の神奈川県公立高校入試の大きな変更点となります。
最後に2つの重要な変更点をまとめておきます。
(1)これまで共通検査で必須だった面接が特色検査に移行するため、面接を実施しない学校がある
ご自身の志望校で特色検査が実施されるか、特色検査がある場合は面接を実施するかを必ず調べ、面接がある場合はしっかりと対策する必要があります。
(2)共通選抜の第2次選考では「主体的に学習に取り組む態度」の評価を活用する
授業中に挙手をする、ノートをしっかり取る、提出物を忘れずに出すといった表面的な態度だけでなく、学習に対する意欲的な態度が評価されます。
日々、学習への前向きな姿勢を心掛けて過ごすようにしましょう。
これら2点をしっかり押さえて、志望校合格を目指しましょう!
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