目次
読書感想文を書く手順
①:本を決める
読書感想文を書く基本的な流れは以下のようになります。
①本を決める→②本を読む→③ポイントをまとめる→④感想を書く
このように、まずは感想文の題材となる本を決めましょう。
指定されている本がない限り、選び方はあなたの自由です。
筆者としては、「その本を選んだ理由」を上手く説明できるものをオススメします。
なぜなら読書感想文は、「なぜこの本を選んだのか」から書いていくと、書き出しにつまづくことが少ないからです。
例えば、
・興味深いタイトルだったから
・ベストセラーになっていて気になったから
・友達に勧められたから
などがあります。
決める理由は何でも構いません。
もちろん、無理に周りに合わる必要もありません。
自分が少しでも気になった本、読みたいと思った本を読むと良いと思います。
読書感想文を書く手順
②:本を読む
当然ですが、本を決めたら、実際に読む必要があります。
普段、読書の習慣がない人にとっては、大変だと感じられるかもしれません。
しかし、1回で全てを読まず、何回かに分けて読むと、無理なく読めると思います。
筆者の場合は、5回ぐらいに分けて読んでいます。
読書感想文を書く手順
③:ポイントをまとめる
本を読んでみたら、印象に残ったところ、面白かったところなどに付箋を貼ったり、マーキングをしたりしておきましょう。
そのあとで、それらをノートなどにメモしておくと書きやすくなるので、おすすめです。
読書感想文を書く手順
④:感想を書く
いきなり書き始めるのではなく、最初にメモを見ながらポイントをまとめてみましょう。
書き方についてはこのあとにまとめてありますので、そちらを読んでください。
読書感想文は「4ブロック」に分けて書くと良い
読書感想文は基本的に、
①:オープニング
②:あらすじ
③:感想
④:まとめ
の4ブロック構成で書くと、シンプルで分かりやすいです。
実際の書き方
①:オープニング
書き始めでいきなり感想を書いてしまう人がいますが、それはおすすめできません。
なぜなら、字数が不足してしまったり、読みにくい文章になってしまうからです。
最初は、本を選んだ理由を書くと良いでしょう。
(例)本屋さんのベストセラーのコーナーにあって、この本に興味を持ちました。
実際の書き方
②:あらすじ
どんな内容かを簡単に書いてみましょう。本の説明になるので、自分の意見や感想は書かなくてかまいません。
その際は「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どうした」といった内容を簡潔にまとめると分かりやすい文章になります。
(例)主人公が子供のころ、故郷で毎年行われていた祭りについての物語になります。
実際の書き方
③:感想
最も重要な部分になります。読んで感じたことを素直に書いてみましょう。
感想は他の部分より、できるだけ長めに書きましょう。
ここでの内容が読書感想文の良し悪しを判断する基準になります。
書くことに困ったときは、本文を引用して、〇〇の部分から○○と思いましたなどと書くのも良いです。
(例)この本の主人公の〇〇は行動力があり、私も見習いたいと思いました。
物語を読み進めていくと、思いもよらない展開になり、夢中になって読み進めている自分がいました。
〇〇の部分は主人公の気持ちにとても共感でき、嬉しい気持ちになりました。
実際の書き方
④:まとめ
最後にまとめを書けば、読書感想文は終わりになります。
まとめには、本から学んだことや今後に生かせそうなことなどを書くようにしましょう。
【例1】
この本を読んで、挑戦することの大切さを学びました。
今までは、やりたくてもなかなか勇気を持てず、挑戦できていないことが多かったです。
しかし、今後は、積極的にいろいろなことに挑戦していきたいと思います。
【例2】
この本を読んで、チームワークの大切さを学びました。
今までは、自分を中心に考えて行動してきましたが、今後は周囲の人たちの気持ちを考え、話し合いながら、物事を進めていきたいと思います。
読書感想文の書き方は以上になります。
少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうござました。