通信制高校で行うことは主に3つ
通信制高校は、全日制高校とは違い、単位制という学習制度を採用しています。
これは、「3年間で決められた単位数を修得することにより、卒業となる」というものです。
そして、通信制高校で単位を修得するには、主に以下の3つのことを行います。
レポートの提出(添削指導)
通信制高校では、学校へ通うことが少ない分、レポートという形で学習成果の報告を行います。
これは、指定されたテキストや動画などで勉強したことを中心に、問題を解く形式のものです。
単位を修得するためには、このレポートの提出が非常に重要になります。
また、レポートは成績にも大きくかかわってきます。
全日制高校では定期テストの点数が成績を左右しますが、通信制高校における成績は普段のレポートの比重が高いのです。
スクーリング(面接指導)
スクーリングとは、登校日のことです。通信制高校に通う生徒は、学校で定められた日数分、登校する必要があるのです。
スクーリングでは50分が1コマと設定されており、「ある科目の単位修得のためには○回のスクーリングが必要」と、条件が設けられています。
必要なスクーリング回数は学校ごとに違いますが、公立では週1回が一般的です。
一方、私立ではかなりバラつきがあり、毎日登校できるような学校もあれば、数日間の合宿でまとめて年間出席日数を消化するタイプの学校もあります。
特別活動
聞きなれない言葉かもしれませんが、特別活動とはホームルームや学校行事などのことです。
高等学校を卒業するためには、特別活動に30単位時間以上出席することが条件となっています。(1単位50分)
通信制高校では全日制よりも登校日数が少ないことが多いため、全日制高校などと比べると特別活動に割ける時間は少なくなります。
そのため通信制高校では、自宅でも行えるような活動を特別活動の時間として割り当てていることもあります。
このあたりは学校によってさまざまですので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
また、この他にも年に1度(学校によっては年2回)行われる「単位認定試験」があります。
これらをこなしながら、3年間で計74単位以上を修得することで、晴れて卒業となるのです。
なお、下記リンクでは「通信制高校と他の学校の違い」についても詳しく解説しています。是非そちらもご覧ください。
通信制高校と他の学校との違いについてはこちら!
通信制高校での学び方
通信制高校では、日々の学習は基本的に自宅で行います。「家で学ぶ」ということには、様々なメリット・デメリットがあります。
メリット
・登校にかかる精神的・体力的・経済的な負担が少ない。
・自分のペースで学習できる。
・自由な時間が多いため、趣味や資格の勉強などに時間を割ける。
デメリット
・自己管理能力がないと、卒業が難しい。
・不明点などを自分で解決する必要がある。
・友人を作る機会がすくない
以上のような特徴があるため、通信制高校は「合う生徒・合わない生徒」がはっきり分かれます。ただ、デメリットに関しては、それを解消する手段があります。
それが、『通信制サポート校』です。
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