目次
まずは出題
ある国に頭の四角い王子様が、隣にある国には美しい頭の丸いお姫様がいました。王子様はお姫様をどうにかしてお嫁さんにしたいと考えていました。今までに何回もお姫様にプロポーズをしては断られていました。
ある時両国が集まるパーティがあり、王子様はお姫様にプロポーズをする代わりにあるゲームを提案します。(国の事情で断れないゲームでした)
「この袋に見た目、大きさ、重さが同じである黒い石と白い石が入っている、この袋から石を一つ引いてください。お姫様が白を引いたら、私はあなたとの結婚をあきらめます。ただ、黒い石を引いたらこの私と結婚してください。」
お姫様はとても困りながら、ゲームを受け入れました。先程、王子様が黒い石を2つ入れているのを見て、白い石が入っていないことをお姫様は知っていたのです。
しばらく考えて、お姫様は、
「わかりました、いいでしょう。」と答えて、袋から石を一つ引きました。
もちろん引いた石は黒い石でした。
しかし、お姫様は引いたあと、ある行動をして、一言王子様に言うと、王子様は悔しがり、結婚を免れることができたのです。
さて、問題です、どういった行動をして何と言ってお姫様は王子様のこの理不尽なゲームに勝つことが出来たのでしょうか？？
四角い頭を丸くして考えて見てください。
解答編
皆さん、考えてくれましたかね？答えはわかりましたか？
答えは単純です。
お姫様は自分が引いた色の石を王子様に見せないようにして、持ち前の腕力で遠くへ投げて石を失くしたのです。
そして、お姫様は言いました。
「自分が引いた石を失くしてしまいました、ごめんなさい。
ただ、袋に残っている石の色を確認すれば、黒と白の石が1つずつしか入っていないのだから、私が引いた石の色がわかるんじゃないかしら？」と。
王子様はぐぅの根も出ませんでした、こうしてお姫様は平和に暮らしましたとさ、ちゃんちゃん。
答えは以上です。
どうでしたか？お姫様は黒い石２つから、発想を変えて、白い石を作り出したのです。素晴らしい発想力です、ものの見方を変えると色々な考えや解決策があるのですね。
物事を別の角度から考えてみる
角度を変えて物事をとらえる、他の人とは違う角度から考えてみることは口で言うのは簡単ですが、難しいことです。でもとても大切なことだと思います。
例えば、椅子は何のためにありますか？
皆は口を揃えてこう答えると思います。
「座るためにある」
だだ、私や今このブログを最後まで読んでくれた皆様はこう答えてもいいのかもしれません。
「椅子はすぐ立ち上がるためにある」
椅子は本来すぐ立ち上がることができるようにちょっとした疲れを癒すものとして作られた説があります。
新たな気持ち、新たな発想で生活すれば、新たな発想や新たな発見が生まれてくるのかもしれませんね。
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