宮城県公立高校入試について

勉強コラム

宮城県の公立高校入試は大きく分けて,第一次募集とは第二次募集(一次で募集人員に達しない学校で実施)に分けられます。第一次募集は,共通選抜と特色選抜の2通りの選抜方法で合否が判定されます。どちらの選抜を優先するかは各学校が決めますので,受験生が選ぶ必要はありません。

目次

第一次募集

〇入試時期
 3月上旬に実施されます。 

〇試験内容
 ・調査書
 ・学力検査(国・数・社・英・理の5科目),試験内容は共通の問題が出題されます。
 ・面接・実技・作文(学校により,この中から1つ以上が実施される場合があります。)

〇共通選抜
 ・学力検査点・・・500点満点
 ・調査書点・・・・195点満点 の相関図を基に上位の受験生から審査され,合否が決まります。
 (調査書点・・・国・数・社・英・理は3年間の評定がそのまま,実技4教科は3年間の評定が2倍で評価され,195点が満点となります。)

〇特色選抜
 ※学力検査点,調査書点及び面接,実技,作文の得点を合計し,その合計点を基に,調査書の記載事項も用いて総合的に審査され,合否が決まります。
 ・学力検査点・・・国語,数学,社会,英語,理科の学力検査点の得点を,各高校が教科ごとに定めた倍率によって算出し,合計します。
          【算出方法】 「各教科の得点×倍率」の計
 ・調査書点・・・各教科・各学年の評定を,各高校が定めた倍率を用いて算出します。
          【算出方法】 「各教科の『各学年の評定×倍率』」の合計
 ・面接・実技・作文・・・面接,実技,作文の配点については,各高校が定めます。

第二次選抜

〇入試時期
 3月20日前後に実施されます。
〇試験内容
 面接,実技,作文,学力検査のいずれか1つ以上を実施する場合があり,学力検査を実施する場合は,国語,数学,英語から1教科以上実施します。
 合否の判定は,調査書のみ,又は調査書に面接,実技,作文,学力検査のうち,実施した検査を加えて総合的に審査され,合否が決まります。

宮城県公立高校入試で気をつける点

〇模試を受けて自分の偏差値を知る
 宮城県で有名な模試は「新みやぎ模試」で県内の中学3年生の70%以上が受けています。自分の実力を把握して志望校選選択の参考にしましょう。
 また,自分の苦手分野の復習や弱点強化を把握し,受験勉強を計画的に進めましょう。

〇公立が第一志望ならば私立の併願を
 第二次募集があるとはいえ,ほぼほぼの公立高校の入試は一発勝負です。私立高校の合格を確定させておくことで,精神的に余裕をもって本命の公立高校に挑戦することができます。
 また,本番の入試の雰囲気に慣れるためにも,積極的に私立併願を考えておきたいところです。

おわりに

さて、この記事をお読み頂いた方の中には
「中学生になってから苦手な科目が増えた」
「部活が忙しくて勉強する時間がとれない」
「このままだと高校受験が心配」
といった、お子さまの勉強に関するお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
中学生は授業のペースがどんどん早くなっていき、単元がより連鎖してつながってきます。
そのため、一つの単元につまづいてしまうと、そこから連鎖的に苦手意識が広がってしまうケースが多いのです。

したがって、一つ一つの単元を確実に理解しながら進めることが大切になってきます。
口で言うのは簡単ですが、これがなかなか、一人で行うのは難しいもの。

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