日能研の対策なら家庭教師のアルファ

家庭教師について

中学受験生の中には、日能研に通われている方も多いと思います。
日能研は中学受験塾として長い歴史もあり、合格実績も豊富であるため、「日能研に通わせておけば安心」と考える方も少なくありません。
一方で、実際に日能研に通われている方の中には

「塾内のテスト勉強が忙しすぎる…」
「テキストがたくさんありすぎて何から手を付けて良いのかわからない」
「なかなかクラスアップできない」

目次

日能研の学年別の特徴

■小学1~3年生

日能研では、小学3年生までを「勉強への抵抗感をなくし、学習習慣を身に付けさせる」ことを目標とした期間としています。この期間に自らの学習スタイルをつくっていくわけですね。
カリキュラムは、
・知識を身に付けるための「わくわくステップ」
・身に付けた知識をさらに深める「ふむふむステップ」
と分けられており、段階的に勉強に対する理解度を深めていく構造になっています。
また、小学2年生までのカリキュラムとして取り入れられている「ユーリカ!きっず」は、五感を使って楽しみながら学べる内容になっています。

また、日能研は小学3年生まで入塾テストがなく、誰でも入れるのが特徴です。
そのため学力に自信がなくても、入塾後に勉強の楽しさを知りながら、少しずつ基礎学力を身に付けていくことが可能です。

■小学4年生

授業時間:70分
1日のコマ数:2コマ
科目:国語・算数・理科・社会
通塾頻度:週2回+隔週土曜日

小学4年生からは週2回、1日70分×2コマの授業をこなしながら、隔週土曜に学習力育成テストが開かれます。ここから受験に向けた勉強が本格的に進むわけですね。
日能研では4年生の前期をステージ2として考え、「未来へつながる学び方に親しむカリキュラム」が始まります。これはその名の通り、自分なりの学び方をしっかりと身に付け、これからの受験勉強に向けた土台をつくるための内容です。
これが4年後期からはステージ3の「知識を広げるカリキュラム」となり、受験に向けたより幅広い知識を習得していきます。

■小学5年生

授業時間:70分
1日のコマ数:2コマ
科目:国語・算数・理科・社会
通塾頻度:週3回+隔週土曜日

5年生になると通塾頻度も週3回+隔週土曜となり、だんだんと受験勉強のために多くの時間を費やす生活になっていきます。
特別講座が開催されるクラスもあり、その場合終了時刻が20時半を超えるなど、かなり遅くまで勉強することになります。4年生までには必要なかった「お弁当」を用意する必要も出てきます。
カリキュラムとしては5年後期からがステージ4として位置づけられ、勉強の仕方や考え方をより深いレベルで実行していくことが求められるようになります。

■小学6年生

授業時間:70分
1日のコマ数:2~4コマ
科目:国語・算数・理科・社会
通塾頻度:週5回+隔週土曜日

日能研では6年生になると通塾回数は週5回となり、さらにテストのために土日も行くことが多くなるため、完全に受験勉強主体の生活となります。
1日のコマ数は2コマ~4コマとなり、週換算でいうと以下のようになります。
・基礎クラス(2科目の場合)→週5コマ
・基礎クラス(4科目の場合)→週9コマ
・応用クラス(4科目)→週12コマ
※すべて授業時間は1コマ70分
普段の学校生活に加え、上記の通塾頻度になるわけですから、自由に過ごせる時間はかなり減ることになります。

さらに日曜の午後からは日特(日能研入試問題研究特別講座)が始まり、本格的に受験本番に向けた具体的な対策が始まります。
6年後期からは志望校別の対策も開始されます。

日能研はテキストの種類が多い


日能研では、独自に開発された教材を使用しています。
授業で使用する「本科テキスト」は、知識の定着に留まらず、思考力や学習方法も身に付けられるよう工夫されています。
家庭学習用のテキスト「栄冠への道」は、授業内容を復習するためのものです。

その他、サブ教材は主要なテキストを補完する内容で、授業の復習や高度な応用問題にも対応しています。以下のような教材があります。

・「ベストチェック」:算数や国語の復習用
・「メモリーチェック」:理科や社会の基礎知識を整理
・「難関校対策問題」:難関校入試の対策用
・「語句のたしなみ」:語彙力の強化
・「日本史資料集」:日本の歴史を視覚的に暗記するための教材

このように、日能研には日々の学習を支援するための教材が豊富に揃っています。

■テキストの種類が多いため混乱を招くことも…

上記のように、日能研は教材の量が多すぎて、どこから手を付ければよいかわからなくなるご家庭も珍しくありません。
どの問題を解くべきかの選択が難しく、全部をやらなければならないと感じてしまい、負担が大きくなるケースがあります。
また、「栄冠への道」だけをやれば十分だと考えてしまい、それだけでは成績が上がらない場合もあります。
塾側から「家でこの範囲をやってきてください」といった具体的な指示がないことも多いため、塾に完全に依存してしまうと、自主的に学習する家庭に比べて遅れを取ることになりかねません。

■日能研のテキストは問題数が少ない?

日能研の教材は、広い範囲を幅広く網羅する内容となっています。
内容が全体的に浅く広いため、基礎的な学力は身に付きますが、応用力を求める子どもには不十分かもしれません。
難関校を目指す、難しい問題に挑戦したい、より高度な思考力を養いたい子どもには、別途追加の教材を用意するなど、異なる方法での学習支援が必要です。

日能研は頻繁にテストが行われる


日能研ではたいていの場合、2週間に1度、学習力育成テストが行われます。
学習力育成テストとは知識の習得や理解度、思考力を評価するために定期的に実施されるもので、学んだ内容をしっかと理解できているかが試されます。
このテストはクラス分けの基準にもなるため、生徒は高得点を取るために必死に勉強します。

■テスト勉強に追われ、その他の勉強ができないことも…

上記のように、日能研で頻繁に行われる学習力育成テストはクラス分けの基準となるため、上位クラスを目指す子どもたちにとって非常に重要です。
ただ、、学習力育成テストの対策に追われ、日常の勉強がおろそかになってしまうこともあるようです。
テストで高得点を取ることだけに集中してしまい、塾や学校の宿題がこなせず、復習ができないといった問題が起こることも。
日能研での学習は、テスト勉強とそれ以外の勉強のバランスをうまく取っていく必要があるでしょう。

日能研はクラスによるモチベーションの差が激しい?


日能研では、入塾時のテスト結果に基づいて初めてのクラス分けが行われます。1クラスの人数は20人程度です。
その後は先述した学習力育成テストや、定期的に行われる公開模試、さらには日常の授業態度や学習の進捗状況を総合的に考慮し、クラスの見直しが行われます。

日能研では、各クラスのカリキュラムが均一化されていますが、その結果、下位クラスの生徒のモチベーションが低下してしまうリスクがあります。
自身の学力に合った指導が受けられるのはメリットと言えますが、学力の低い生徒同士が仲良くなることで刺激を受けづらく、競い合う環境が欠けるという問題があります。

そのため、日能研に通われている方の中には、上位クラスに進むために、別の塾や家庭教師を利用するご家庭も多いのが実情です。
こうしたクラス分けを行う塾全般に共通する課題であり、このようなシステムを採用する塾を選ぶ場合は、上位クラスを目指し続ける努力が必要です。

日能研は過去問演習が11月までNG


日能研では、基礎学力をしっかり身に付けてから、過去問に取り組むことが推奨されています。
早い段階から志望校の過去問に取り組んでしまうと、全くと言っていいほど点数が取れず、自信をなくしてしまうことがあります。日能研の「過去問11月まで禁止」は、それを防ぐために実施されているようです。

ただ、11月と言うと受験がすぐそこまで迫ってきている時期。早く過去問に取り組み、自分の合格可能性を知りたいお子さんやご家庭によっては、この制度がストレスに感じることも…。
他の有名進学塾では過去問対策も始まっていることが多いため、「友達はもう過去問やってるって言ってた」と、焦ってしまうお子さんもいるようです。
「過去問をやってみたい!」とやる気になっているお子さんに対して、無理にそれを止める必要はありません。こうした場合、他の塾や家庭教師などを利用しながら、過去問に取り組んでみるのもアリでしょう。

家庭教師ができる日能研対策
①:テキストのサポート・問題の優先順位付け


先述のように、日能研はテキストの種類が非常に豊富です。
生徒によっては、何から手を付けて良いか分からなくなったり、自分が今何に取り組むべきか判断できず混乱してしまうことも。

そんな時、家庭教師を利用していれば、お子さんの学習状況や性格を考えながら、「今何をすべきか」を教えてくれます。
もちろん単にテキストを選ぶだけでなく、その中からベストな問題をセレクトし、着実に学力を上げていきます。

塾で分からない問題があれば、家庭教師にスグに聞けるのもメリットの1つです。
家庭教師はいわば「自分だけの先生」です。マンツーマンで教えてくれるため、塾の授業中にイマイチ理解できず、恥ずかしくて質問できなかったところがあったとしても、家庭教師になら恥ずかしがらずに聞くことができるでしょう。

家庭教師ができる日能研対策
②:塾内テスト対策


日能研では学習力育成テストが頻繁に行われます。
それ以外にも、日能研では多くのテストが行われ、これらはクラス分けの重要な基準となっています。
そのため、テストで良い点が取れないと、お子さんのモチベーションが徐々に下がってしまうことも。

日能研と家庭教師と併用していれば、テスト対策を効率的に行うことが可能です。
お子さんの学力とテスト範囲を照らし合わせ、より適切な問題を選ぶなどして、お子さんにとってのベストな対策を行います。
すぐ隣で家庭教師が解説してくれれば、自分だけでは解決できない難度の高い問題でも、自然と解けるようになっていきます。
テストで高得点を取れるようになれば、自然と自信もつき、それがモチベーションアップへと繋がる好循環が生まれます。

また、日能研の生徒が陥りがちな「テスト勉強が忙しくて他に手が回らない」という問題も、家庭教師が解決します。
これは家庭教師の技量にもよりますが、より短い時間でテストの結果が出るような指導を行い、他の勉強とのバランスを取ることも可能な先生もいます。
まずはそういった「何をしてほしいか」という希望をしっかりと家庭教師会社に伝え、その対策ができる先生をセレクトしてもらうことをオススメします。

家庭教師ができる日能研対策
③:効率的な受験対策


家庭教師ができるのは、もちろん単純な塾サポートだけではありません。
1対1指導の特性を活かし、受験に向けたさまざまな対策やアドバイス、サポートを行なってくれます。

■過去問対策

先述のように、日能研では過去問に取り組む時期が指定されています。
そのため、他の塾に通っている生徒と比べ、「過去問を解く」という作業に慣れるのが遅くなりがちです。
そんな時、家庭教師は過去問との向き合い方を指導できます。
「何を意識して解けば良いのか」「解き終わった後はどうすれば良いのか」などのアドバイスも可能なため、より適切に過去問を使えるようになります。

■受験直前の追い込み期におけるサポート

受験本番が迫る時期、家庭教師の存在は大きな助けとなります。
専門家の目から、生徒一人ひとりの学力を見極め、オーダーメイド対策を実施できるのが家庭教師の強みです。限られた時間の中で、得点アップにつながる問題に重点を置き、本番で最大限の力を発揮できるよう指導してくれます。

■精神的サポートの重要性

中学受験は、多くの生徒にとって初めての受験経験です。本番が近づくにつれ、生徒や保護者は不安や緊張に襲われがちです。
そんな時、経験豊富な家庭教師は頼りになる存在です。本番に向けた適切なアドバイスを提供しながら、精神的なケアも行ってくれます。
特に中学受験生の指導経験が豊富なプロ家庭教師であれば、そのサポートの質は高くなります。

日能研に通うお子さんにおすすめの家庭教師は?


厳選されたプロ家庭教師だけが所属する家庭教師のアルファでは、日能研に通う生徒のさまざまなサポートに対応しています。
テスト対策、クラスアップ対策はもちろん、教材を適切な使い方の指導や、精神的なサポートも高いレベルで行うことができます。

日能研の授業で分からなかった箇所の解説、自宅学習の優先順位付けなど、受験までの限られた期間で、アルファのプロ家庭教師は生徒一人ひとりの学力を最大限に引き上げる効率的な指導を行います。合格への最短ルートを切り拓くため、質の高い総合的なサポートが可能です。
また、中学受験では、精神面がその後の合否を左右する重要な要素とされています。アルファでは豊富な指導経験を持つプロ家庭教師が、適切なアドバイスを提供し、生徒のモチベーション維持・向上をサポートします。

日能研での課題に直面している方、最短距離での合格を目指している方、受験に向けた強い味方が欲しい!という方は、ぜひアルファにご相談ください。
プロの家庭教師が、あなたの合格を全力でサポートいたします。