大阪市の塾代助成制度(塾代助成カード)は家庭教師にも使える?2024年の制度変更も解説!

こどもの教育

大阪市子育て世帯の経済的負担を軽減する目的で開始した「塾代助成事業」
一定の条件を設け、市内の小学5年生~中学3年生を対象とし、塾などの教育サービスの費用を助成するものです。
この記事では、その大阪市の塾代助成事業の内容と、2024年10月からの制度変更、そして「家庭教師でも適用されるか」について詳しく解説します。

目次

大阪市の塾代助成事業とは

目的

大阪市の塾代助成事業は、経済的な理由で塾などの学習支援を受けることが難しい家庭を支援し、子どもたちの学習機会を広げることにあります。
これまで家庭の経済的な理由からお子さんを塾などに通わせることを断念していた方も、この制度を活用すれば、学習方法の選択肢を増やすことができます。

対象

2024年5月現在、この助成制度を利用するには一定の条件があります。大きく分けて、次の2点です。
①:お子さんの学年(小学5年生~中学3年生)
②:養育者および配偶者の令和4年中の合計所得金額(※1)が、以下の表の限度額未満の方。

扶養親族等の数 所得制限限度額
0人
3,220,000円
1人
3,600,000円
2人
3,980,000円
3人
4,360,000円
4人
4,740,000円
5人
5,120,000円
6人以上
1人増すごとに38万円加算

※1 所得制限限度額以上の場合でも、申請日時点で生活保護を受給されている方は対象となります。
  また、家庭状況等により所得金額から控除される金額がある場合があります。詳しくは大阪市の塾代助成事業・利用者募集ページをご確認ください。

\ただし!/
2024年から所得制限がなくなります!
令和6年(2024年)10月利用分から所得制限が撤廃され、大阪市内在住の全ての小学5年生から中学3年生が、この助成制度の対象になります。
これにより、この助成制度の対象者は10万人に倍増するとみられています。
より多くの子どもたちが塾などの学習支援を受けやすくなり、勉強の選択肢が増えるということですね。
※一部の措置生徒を除く

助成金額

月額10,000円を上限として、1円単位で利用することができます。

塾助成制度は家庭教師も利用できる?

大阪市の塾代助成制度の対象は、家庭教師も含まれています。
ただし、この制度の参画事業者として大阪市に認定された家庭教師センター(家庭教師派遣会社)のみとなります。
家庭教師のアルファでは、この制度を利用できます!
アルファは大阪で15年以上の実績がある、【プロ家庭教師】×【完全オーダーメイド指導】が特長の家庭教師です。
経験豊富なプロ家庭教師あなたのお子さまだけの独自カリキュラムで指導を行うため、塾などで成果が出なかったお子さまなども、着実に成績を伸ばすことが可能です。
大阪市にお住まいの家庭教師を検討されている保護者さまは、ぜひ一度、家庭教師のアルファをご検討ください!

その他にも、文化教室・スポーツ教室等などの習い事、オンライン学習塾なども、この塾助成制度の対象となります。

助成金の申請方法は?

2023年12月初旬に、2024年4月に小学5年生になるお子さんをお持ちのご家庭に「大阪市習い事・塾代助成事業のお知らせ」が送付されています。そちらに同封された申請書をご確認ください。
また、既に大阪市習い事・塾代助成カードをお持ちの小学6年生から中学3年生のご家庭は、利用継続のための申請手続きが必要となります。
なお、小学6年生~中学3年生の保護者の方で、新たに申請を希望される場合は、大阪市から申請書類を受け取ることが可能です。詳しくは大阪市の運営事務局までご連絡ください。