2017年に戦後9回目の学習指導要領改訂が行われました。
今回の改訂では、学校と社会のつながりや主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)の重視、そして、近年メディアでも話題になっているプログラミング教育・外国語教育・道徳教育などの導入が大きな特徴となっています。
グローバル化や価値観の多様化によって、これまでの常識が大きく変化しつつある現代。
新学習指導要領には、未来を担う子どもたちがこうした変化に対応し、社会で生きる力を身につけるためのポイントが詰まっています。
…というのが今回の学習指導要領改訂の概要ですが、現状の教育現場の現状はいかがでしょうか?
主体的・対話的で深い学びが得られていると言えるのでしょうか?
日本では、そもそも主体性やコミュニケーション能力といったものは個人の性格によるものととらえられ、「教育によって伸ばすことができる」という認識がありません。
海外では当たり前とされている教育が日本では遅れていることにより、グローバル化が進む今、学校だけの教育では差がつく一方なのです。
これでは子どもの進学や就職に悪影響が及ぶことでしょう。
ひいては、今問題になっている老後資金の不足にもつながります。
これから日本の未来を創る「現代の子どもたち」が「安定して稼げる人」になるために身につけておくべき能力とは、一体どのようなものでしょうか?
株式会社アルファコーポレーション(https://alpha-katekyo.jp/)は、3歳~10歳のお子さんがいらっしゃるお母さんを対象に「子どもの教育に関する意識調査」を実施しました。お子さんがいらっしゃる方はぜひご参考にしてください。
【調査概要】 子どもの教育に関する意識調査
【調査日】 2019年6月20日(木) ~ 2019年6月21日(金)
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,022人
【調査対象】 3歳~10歳のお子さんがいらっしゃるお母さん
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
- 8割近くのお母さんがお子さんの教育に関して不安を感じていることが判明!
実際に、3歳~10歳のお子さんがいらっしゃるお母さんに「お子さんの教育に関して不安に思っていることはありますか?」という質問をしたところ、8割近くの方が『はい』と回答しました。
また、どの場面で不安を感じたか聞いてみると、『ママ友から、他の子の話を聞いた時(34.0%)』と回答した方の割合が最も多く、次いで『先生から子どもについて聞いた時(29.4%)』『自分が育った環境と比較してしまう時(23.7%)』と続きました。
現代のお母さんたちは、SNSなどで繋がっていたり、コミュニティーが豊富にあったりと、ママ友同士でコミュニケーションをとる機会も多いはず。
他のご家庭の教育状況などを知る機会が多く、さらにはそういった情報が簡単に手に入るため、どうしても自分のお子さんと比較してしまう傾向にあるのではないでしょうか。
- お子さんの将来の職業に関して不安なこと第1位は「安定してお金を稼げないのではないかと不安」
また、「お子さんの将来の職業に関して不安なことを教えてください」と聞いてみたところ、『安定してお金を稼げないのではないかと不安(46.9%)』『希望する職業に就けないのではないかと不安(36.6%)』『仕事(会社)がいつなくなるかわからないのではと不安(28.5%)』といった意見が集まりました。
英オックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授は、「コンピューターの技術改革が凄まじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしている」と予測し、その結果、今後10年~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論を出しています。
AI化が進み、選択できる職業が限られ、安定が保証されていないと言われている今、お子さんの職業や将来に不安を感じているお母さんたちが多いようです。
- 将来「安定して稼げる人」になるために身につけるべきものは、”非認知スキル”
「新しいものを考えて生み出す、自分の内面を表現する、そしてそれを伝えるコミュニケーション能力」を身につけるためには「非認知スキル」の向上が必要不可欠です。
「非認知スキル」とは、”IQで測ることができない内面の力“のことを言います。
意欲・関心、協調性、忍耐力、計画性といった生きるために必要な力の部分となり、非認知スキルの向上が、「社会性」や「想像力」を養うために大変重要になるのです。
このスキルによって社会問題(犯罪)に使われる費用の減少や成人してからの収入増加、引きこもりや成人病といった社会・健康問題軽減など、非認知スキルの「自制心、協調性、逆境力」によってプラス要素が増すということも証明されています。
お子さんの成長に欠かせない大切な要素ですが、知っている方は少ないようですね。
実際に認知度調査を行ってみたところ、9割近くの方が『非認知スキルを知らない』と回答しました。
日本の教育現場では、まだまだ認知スキルの向上にしか力を入れていません。
しかし、非認知スキルの向上=認知スキルの向上は証明されています。
今の段階で他の子よりも運動能力や学習能力が劣っている場合でも、この非認知スキルを伸ばし、忍耐力・目標達成力が身につくことで、将来、自然と周囲の子に追いつき、認知スキルも上がってくるはずです。
変化の速い時代だからこそ、問題が起きてからでは遅い場合もあります。感覚が鋭く身につきやすい幼少期に非認知スキルの教育をすることで、将来の危険因子に対して抗体(免疫)を作ることが可能です。
特に、子どもは不安から気付きや意欲は得られません。楽しみの中でしか本物のスキルは学べないのです。
予防的対策(学習)を幼少期からしておくことが、安定して稼げる人への近道と言えるでしょう!楽しみながら将来への抗体づくり!「安定して稼げる人」への近道、はじめませんか?
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