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北海道高校入試 完全ガイド

勉強コラム

「北海道の高校入試って、制度が難しい…」「内申点の評価のされ方は?」「どんな高校を受験すれば良いんだろう?」
このページの見れば、そんな疑問を一気に解決できます!公立・私立を問わず北海道の高校入試制度について詳細に解説していますので、道内の高校を受験する生徒さんやその保護者さんは必見です!

目次

北海道の⾼校⼊試概要
内申点
高校入試スケジュール
公立高校一般入試
公⽴⾼校⼊試データ(石狩地区版)
公⽴⾼校推薦入試
私立⾼校入試
公立高校一般入試 傾向と対策

 国語
 数学
 社会
 理科
 英語
高校入試トピックス
おわりに

北海道の⾼校⼊試概要

■一般入試は、公立1校+私立A日程とB日程から各1校の最大3校受験できます。
■推薦入試は、原則として1校しか受験できません。
■私立高校の専願・単願入試は「専願」「単願」の意味が高校によって違いますが

 専願 = 公立高校やほかの私立高校にも出願できるが、専願で受験した高校に合格した時は必ずその高校に入学する
 単願 = 他の高校は受験できない

という意味であることが多いようです。

★ワンポイントアドバイス
専願入試・単願入試は、一般入試よりも合格基準が比較的緩く設定されていることが多いので、私立高校が第一志望の場合にはメリットがあります。
ただ、専願入試・単願入試はすべての私立高校にあるわではなく、欠席日数などの条件がある場合もありますので、しっかり情報を集め、早めに対策を行うことが大切です。

内申点

北海道の⾼校⼊試では、公⽴、私⽴、一般、専願・単願、推薦を問わず、「ランク」という⾔葉が登場します。

中1〜中3の各学年の9教科の成績(5段階評定)を元に計算して算出した内申点を20点ごとに区切り、上から順にA〜Mの13段階に分けたものがランクです。

★ワンポイントアドバイス
中1生は最新の評定(9教科)×7
中2生は中1の学年末評定(9教科)×2+中2の最新の評定(9教科)×5
という計算で、現時点の内申点とランクを求めることができます。

⾼校⼊試スケジュール

中3の4⽉から⾼校⼊試までの一般的なスケジュールを⾒てみましょう。

★ワンポイントアドバイス
■内申点(ランク)は3年間の評定を元に算出されるため、中1・中2の定期テストの結果は⼊試に直結します。⾼校⼊試は中1から始まっています!
■中3の9⽉以降は、定期テスト・学⼒テスト・道コンや学校説明会など、受験に関係するイベントがたくさんあるため、時間に余裕がありません。
 早めに計画を⽴て、効率的に受験勉強を進めていくことが志望校合格のカギとなります!!

公⽴⾼校⼀般⼊試

【出願できる学科】
原則:⼀つの⾼校の⼀つの学科のみ出願することができます。
例外:■農業・工業・商業・水産に関する学科に出願する場合
⇒同じ⾼校の同じ⼤学科内の他の学科を第 2 志望とすることができます。
(例)札幌工業⾼校の建築科を第 1 志望、土木科を第 2 志望とする

■普通科と理数科・体育科・外国語科が併置されている⾼校に出願する場合
⇒一方を第1志望、他方を第2志望とすることができます。
(例)札幌啓成⾼校の理数科を第 1 志望、普通科を第 2 志望とする

【出願できる学区】
①道⽴⾼校の全⽇制普通科
 ⇒他の学区の⾼校を受験する場合(学区外受験)には⼀定の制限があります。

■石狩学区以外の学区から石狩学区を受験する場合
⇒学区外からの⼊学は定員の5%までに制限されます。

■全道各学区から石狩学区以外の他の学区を受験する場合
⇒学区外からの⼊学は定員の10%までに制限されます。

②道⽴⾼校の全⽇制総合学科・専門学科(農業科・工業科・商業科・理数科など)や定時制、通信制
⇒全道⼀学区ですので、お住まいの地域に関係なく、自由に受験することができます。

③札幌市⽴⾼校の全⽇制全学科
札幌市内⼀学区です。札幌市外からの⼊学は定員の20%までに制限されます。

④札幌市⽴⾼校の定時制(市⽴札幌⼤通⾼校)
全道⼀学区ですので、お住まいの地域に関係なく、自由に受験することができます。

★ワンポイントアドバイス
学区外受験者数が学区外定員を上回る⾼校は、一部の⾼校に限られています。
しかし、いわゆる「上位校」と⾔われる⾼校では学区外定員数を上回ることが多く、合格には学区内受験生よりも⾼い学⼒が必要となります。
学区外受験を考えている場合は、早めに対策を開始し、内申点(ランク)・⼊試点
どちらも受験者の上位層に⼊ることを目指しましょう。

【出願変更】
公⽴⾼校の一般⼊試では、1⽉末に発表される出願状況(当初出願状況)を⾒て、1⽉末〜2⽉上旬の出願変更の期間内に⼿続を⾏うことで、⼀度だけ出願先を変更することができます。
ただし、出願変更には以下のような制限があります。

出願変更期間の途中で一度、中間状況が発表されます。
出願変更後の出願状況は 2 ⽉中旬に、最終的な出願状況は推薦⼊試不合格者の再出願後の2⽉末頃にそれぞれ発表されます。

【⼊試日程・試験内容・選抜方法】
試験日:2021 年3⽉3⽇(学力検査)
    2021 年3⽉4⽇(面接・実技など)※一部の学校で実施
  NEW! 2021 年 3⽉9⽇(追検査)※学⼒検査の⽋席者のみ

合格発表:2021 年3⽉16⽇(各⾼校に掲示・各⾼校のホームページに掲載)

試験内容:国語・数学・社会・理科・英語(聞き取りテストあり)
各教科 45 分・60 点満点(合計 300 点満点)

■国語・数学・英語は学校裁量問題が出題される学校があります。


傾斜配点を実施する学校があります。



■定時制課程の⾼校は、札幌⼤通⾼校を除き面接のみです。
(札幌大通⾼校は、学⼒検査と面接があります)

選抜方法:公⽴⾼校の一般⼊試では

内申点を含む個人調査書
②学⼒検査の成績(=入試点) ③面接や実技

の総合評価で合否が決定されます。③の面接や実技は、実施した⾼校でのみ合否判定の資料とされます。定時制課程は①と③(札幌⼤通⾼校は②と③)を総合的に評価して合否を判定します。

合否判定は、相関表を使って以下の方法で⾏われます。

■内申点と⼊試点の重視の比率や 2 と 3 の順序は各⾼校で定めることになっています。

公⽴⾼校⼊試データ(石狩地区版)


※(株)アルファコーポレーション調べ(平均入試店は2020年度入試の推定値 赤字は2021年度の変更点)
※札幌光星高校と札幌創成高校はコース変更予定
※北海道文教大学明清高校は4「北海道文教大学付属高校」に名称変更し、普通科一括募集に変更予定

【第2次募集】
⼊学者が募集人員に満たない⾼校で、2次募集が⾏われることがあります。

3⽉下旬に2次募集の有無・募集人員が発表され、出願期間内に出願⼿続を⾏います。
すでに受けた学⼒検査の結果で合否が判定されるため、改めて学⼒検査は⾏われません。
学⼒検査を受けていない場合には、作⽂や面接などが実施されます。

公立高校推薦入試

公⽴⾼校では、総合学科・専門学科と一部の普通科で推薦⼊試が実施されます。
推薦⼊試による⼊学枠は、以下のように募集人員の 20%〜100%の範囲となっています。

【出願できる学科】
原則:⼀つの⾼校の⼀つの学科のみ出願することができます。
例外:農業・工業・商業・水産に関する学科に出願する場合 ⇒同じ⾼校の同じ⼤学科内の他の学科を第2志望とすることができます。
(例)札幌工業⾼校の建築科を第1志望、土木科を第2志望とする

【出願できる学区】
①:道⽴⾼校の全⽇制普通科・札幌市⽴⾼校の全⽇制全学科
原則として他の学区の⾼校を受験できません。

②:①以外
⇒全道⼀学区ですので、お住まいの地域に関係なく、自由に受験することができます。

【出願変更】
出願変更はできません。

【入試日程・試験内容】
試験⽇:2021年2⽉10⽇
試験内容:面接(すべての学校で実施)
英語の聞き取りテスト・英語による問答・実技・作⽂など(一部の学校で実施)
自己アピール⽂(一部の学校・願書提出時に提出)

【再出願】
推薦⼊試で不合格になった場合、当初出願した課程や学科に関わりなく、通常の一般⼊試の基準で再出願できます。
ただし、推薦⼊試の面接を欠席して不合格になった場合や合格内定を得たのに⼊学確約書を提出しなかった場合には、再出願できません。

★ワンポイントアドバイス
札幌旭丘⾼校や札幌清田⾼校では適性検査が実施され、札幌⼤通⾼校では自己推薦書の提出が求められるなど、⾼校によって試験内容は様々です。
志望校の試験内容をよく確認して準備を進めていくことがとても重要です。
アルファでは面接や適性検査などの推薦⼊試対策も⾏っています!

私立高校入試

私⽴⾼校の一般⼊試は、A⽇程とB⽇程があり、それぞれの⾼校がどちらかの⽇程を選択して⼊試を実施します。
A・Bどちらの⽇程も、学科試験(筆記試験)のみを実施する⾼校は1⽇⽇程、面接などを実施する⾼校は2⽇間⽇程となっています。
A⽇程とB⽇程からそれぞれ1校ずつ、最⼤2校受験できます。

試験⽇:A⽇程 2021年2⽉16⽇ / 16⽇・17⽇
    B⽇程 2021年2⽉19⽇ / 19⽇・20⽇

■試験教科数・配点・試験時間・解答方式(記述式・マークシート方式)などの試験内容や、合否判定方法は⾼校によって異なります。
■専願・単願⼊試や推薦⼊試を実施する⾼校もあります。専願・単願、推薦⼊試は、⼤半の⾼校で1⽉中旬〜下旬に実施されます。
■⾼校独自の特待生制度や奨学生制度を設けている⾼校もあります。

公⽴⾼校⼀般⼊試 傾向と対策

国語

⼤問 4 題で構成され、標準・裁量問題がそれぞれ1題、共通問題が3題となっています。
標準問題・裁量問題ともに記述解答の問題が多く出題されるのが特徴で、字数も15字〜85字程度、字数指定のない問題が出題されることもあります。
2020年度⼊試は、出題形式・配点に⼤きな変更はありませんでした。受検者の平均点は標準問題が30.7点(前年度比+2.2点)、裁量問題が38.4点(前年度比+3.5点)でした。

★対策ポイント
■(知識問題) 漢字・熟語・⽂法などの知識は、国語の基礎体⼒ともいえます。⽇頃から調べるくせ・覚えるまで書くくせをつけましょう。
 文法は少しずつ細切れに習うので、まとめて復習し、知識を整理する必要があります。

■(読解問題) 論説⽂なら筆者の意⾒、小説なら⼼情、など問題文の種類を意識して読みましょう。線を引くのも良いです。
 近年の⼊試では表現⼒を問うものが目⽴ちます。短くまとめて書く練習も必須です。

■(古典) 初めて読む⽂を理解するには、中学校の授業では経験が⾜りな過ぎます。
 確実に得点するには、多くの古文に触れて慣れておくことが必要です。

数学

⼤問5題で構成され、標準・裁量問題がそれぞれ1題、共通問題が4題となっています。
2020年度⼊試の受検者の平均点は標準問題が23.2点(前年度比-6.9点)、裁量問題が30.1点(前年度比-9.2点)で、標準問題・裁量問題ともに前年度より難化しました。

★対策ポイント
■(標準問題) 計算問題を中⼼に、ミスなく確実に得点することを意識しましょう。
 各分野の基本問題を中⼼に出題されるので、基礎問題の演習に取り組みましょう。

■(裁量問題) ハイレベルな問題の解き方を身につけることが求められます。
 また、様々な単元の知識を組み合わせた融合問題を中⼼に出題されるため、様々なバリエーションの問題に取り組んでおきましょう。

■途中式を書く計算問題や証明問題など、記述解答の問題が出題されます。
 これらの問題には中間点の配点が設定されていますので、ポイントを押さえた解答ができるよう、記述解答の練習をしておきましょう。

社会

⼤問4題の構成で、小問集合が1題、地理・歴史・公⺠の各分野から各1題となっています。
図表や統計資料の読み取り問題が出題されることが多く、完全解答や漢字指定の問題が多いのも特徴です。
2020年度⼊試は、出題形式・配点に⼤きな変更はなく、受検者の平均点は31.9点(前年度比-0.4点)で、前年度とほぼ同程度の難易度でした。

★対策ポイント

■教科書の太字の重要用語を自分でノートや用語集などにまとめましょう。
 地理は図やグラフ、歴史は年表、公⺠は図表なども加えると、わかりやすくなります。

■地図帳には、地理に関することはもちろん、歴史に関することもたくさん載っています。
 地理はもちろん、歴史を勉強する時にも必ず地図帳を開いて!

■例年、北方領⼟に関する問題が出題されます。島の名前や位置などは必ず確認しておきましょう。

理科

⼤問 5 題の構成で、小問集合が 1 題、生物・地学・化学・物理の各分野から各1題となっています。
問題⽂が⻑いのが特徴で、社会と同じく完全解答の問題も多く出題されます(2020年度は8問・15 点分が完全解答問題でした)。
2020年度は、出題形式・配点に⼤きな変更はありませんでしたが、受検者の平均点は26.0点(前年度比-5.9点)で、やや難化しました。

★対策ポイント
実験や観察から出題されることが多いため、実験や観察の目的や結果、注意点などを整理しておきましょう。
 実験器具の使い方も要チェックです。

■問題⽂や図・グラフなどから⼿がかりを⾒つけなければなりません。
 過去問に取り組む際には、正確に読み取ることを意識して問題文をしっかり読み込んでください。

■覚えなければならない公式はそれほど多くありません。
 一つ一つ丁寧に覚え、計算問題に繰り返し取り組んで、しっかり使いこなせるようにしましょう。

英語

⼤問4題で構成され、標準・裁量問題がそれぞれ1題、共通問題が3題となっています。
⻑⽂読解問題が多いのが特徴で、標準問題は⼤問4題中2題、裁量問題は⼤問4題中3題が⻑⽂読解問題です。
2020年度⼊試は、標準問題の第2問の問4で英作⽂が出題されたり、裁量問題の第4問の自由英作⽂の指定語数が24語以上から30語以上に増えるなどの変化が⾒られました。
受検者の平均点は標準問題が28.6点(前年度比-6.4点)、裁量問題が37.4点(前年度比-7.0点)で、やや難化しました。

★対策ポイント
■(リスニング) 「音」を意識するために、教科書の音読をしてみましょう。
 何度も繰り返し読んで、速くなめらかに読めるようになってから、リスニングの問題に取り組んでみましょう。

基本文法をしっかり定着させましょう。
 また、単語を覚える際は、その用法も合わせて覚えます。
 構文やイディオム、慣用表現をしっかり覚えることが、⻑⽂読解や英作⽂の基礎となります。

高校入試トピックス

道立高校入試が変わります!
北海道教育委員会から、2021 年度(令和3年度)以降の道⽴⾼校⼊学者選抜における
改善の基本方針が発表されました。

■インフルエンザ罹患者等への追検査を実施!
これまでは、学⼒検査当⽇にインフルエンザに罹患した場合、別室での受検などで対応してきましたが、2021 年度(令和3年度)⼊試から追検査の機会が設けられることになりました。

■学校裁量問題を廃⽌!
2022 年度(令和 4 年度)⼊試から、学校裁量問題が廃止され、すべての受検生に同一の問題が課されることになりました。
すべての教科で、基礎的・基本的な知識や技能とともに、思考⼒や判断⼒、表現⼒などバランスよく出題されることになります。
配点と試験時間も変更されます。

配点:各60 点満点・合計300点満点 ⇒ 各100点満点・合計500 点満点
試験時間:各45分 ⇒ 各50分

学力検査の出題範囲が縮小されます
新型コロナウイルス感染症対策による学校の臨時休業が⻑期化したことなどを受け、2021年度(令和3年度)の道⽴⾼校⼊学者選抜について、学⼒検査の出題範囲が縮小されることになりました。
以下の学習内容が出題範囲から除外されます。

おわりに

さて、この記事をお読み頂いた方の中には
「中学生になってから苦手な科目が増えた」
「部活が忙しくて勉強する時間がとれない」
「このままだと高校受験が心配」
といった、お子さまの勉強に関するお悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
中学生は授業のペースがどんどん早くなっていき、単元がより連鎖してつながってきます。
そのため、一つの単元につまづいてしまうと、そこから連鎖的に苦手意識が広がってしまうケースが多いのです。

したがって、一つ一つの単元を確実に理解しながら進めることが大切になってきます。
口で言うのは簡単ですが、これがなかなか、一人で行うのは難しいもの。

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